i-Repo Scan導入事例
2024-09-12 17:57:25

株式会社PALが「i-Repo Scan」を導入し、検品効率と正確性を向上

株式会社PALが導入した「i-Repo Scan」の効果



株式会社シムトップスが発表した内容によると、株式会社PALが水産・畜産・デリカ部門の検品業務において、「i-Repo Scan」を導入しました。このシステムは、複数のバーコードを一括かつ連続して読み取ることができる画期的なアプリケーションです。従来は、目視による検品が行われていたため、ミスが頻発し、効率的な作業が困難でした。特に、日本語が不慣れな外国人スタッフには、検品作業が特に負担となっていました。

背景と課題



株式会社PALでは、顧客システムの設計上、バーコードはあったものの、ハンディスキャナの使用ができず、各コンテナについて手作業で確認する方法に依存していました。これにより、誤納品や未配達が多発し、特に作業負担が増していたのです。

また、ハンディスキャナを使用できる場面でも、1台のカゴ台車につき約1分のスキャン作業が必要で、古いラベルによるエラーも発生していました。このような状況から、より正確で効率的な検品システムの導入が求められました。

i-Repo Scanの導入



「i-Repo Scan」は、iPhoneやiPadを使用して、すばやくバーコードを読み取ることを可能にします。AR技術を活用して、従来のハンディターミナルでは味わえないスピードでの作業を実現しました。この導入によって、検品ミスがほぼゼロにまで減少し、事故代金としても30万円の削減に成功しました。

カイゼン効果



  • - 作業時間の短縮: カゴ台車1台あたりの作業が1分から数秒に短縮され、作業効率が劇的に向上しました。
  • - 簡単なオペレーション: 端末での一括読み取りは非常に簡単で、初めてのスタッフでも短時間で習得できるほどです。
  • - 誤配送リスクの低減: 読み取りが済んだバーコードには数字が表示され、作業ミスを防止。

i-Repo Scanの特長



1. 超高速読み取り: 一度の操作で大量のバーコードを連続して読み取ることが可能。
2. ミスの防止: 条件に一致しないバーコードを自動で判別し、誤配送のリスクを軽減。
3. 特化したUI: 棚卸や入出庫に特化した使いやすいインターフェース。
4. ハンディターミナル不要: 高価な機器が不要で、手軽に導入しやすい。

また、i-Repo Scanは、Excelを使って簡単に読み取り画面を作成できる点も魅力的です。

今後の展望



物流業界の現場DX推進を目指して、引き続き「i-Repo Scan」の活用を推進していく意向です。これにより、さらなる効率化とコスト削減を目指して取り組んでいく計画です。詳細についてはこちらのリンクからご覧いただけます

株式会社PALは、これにより確実に業務の効率を向上させ、新たなビジネス展開を狙っています。業界全体においてもその影響は非常に大きいと言えるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社シムトップス
住所
東京都品川区上大崎2-25-2新目黒東急ビル10F
電話番号
03-5721-4610

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