待つ時間を楽しみ、食を味わう新しい形
株式会社ピエトロが、レトルト食品の新しい価値を提案する商品『おいしいの見つけ方』を発表しました。この商品は、“待つ時間”を大切な準備時間と捉え直し、食べる楽しみを膨らませることを目的としています。具体的には、湯煎の待ち時間を、自分の「おいしい」を見つけ出す貴重な体験として位置づけています。
体験型レトルトの新発想
従来、レトルト食品は「早く・手軽に食べられること」が求められていましたが、ピエトロはこの常識を覆そうとしています。湯煎を待ちながら、「何が自分のおいしいに繋がるか」を考えたり、心の準備をすることで、ただの食事が特別な時間へと変わります。この新しいアプローチは、食を楽しむ上での新しいスタイルを提供しています。
“本型パッケージ”による新たな食前体験
商品のパッケージは文学作品を思わせるB6判の本型。箱を開けると、中には「おいしいの見つけ方」と題する短編エッセイがあります。印象的なイラストも用いられており、食べ方に縛られず、利用者それぞれが自分に合った「おいしい」を見つけてもらうことを意図しています。
地元食材の魅力を再発見
この商品シリーズでは、福岡や九州の食材を使用したレトルトが展開される予定で、第1弾には「博多明太子のクリームパスタソース」と「福岡県朝倉市のさらさらごんぼのポタージュ」がラインナップされています。これによって、レトルト商品を通じて地域の食材への興味を引き出すことが期待されています。
開発の背景が示す想い
開発に関わった重松慶行氏は、「現代においても人々が『おいしく食べる』という行為は変わらない」と語ります。AIやデジタル化が進む中で、ただ便利なだけでなく、真に味わう体験を提供することが目標です。開発チームは、「山の頂でおにぎりを食べると特別な味がするのはなぜか?」との問いをきっかけに、食べるまでのプロセスの大切さを考えました。こうした想いが、このレトルト商品の開発に繋がっています。
商品概要
- - 商品名:おいしいの見つけ方
- - 販売店舗:ANA FESTA 福岡空港店(先行販売)、その他の駅や空港
商品詳細
- - おいしいの見つけ方:博多明太子のクリームパスタソース(内容量:110.3g)
- - おいしいの見つけ方:福岡県朝倉市のさらさらごんぼのポタージュ(内容量:150g)
ピエトロの歩みとこれから
ピエトロは、1980年に福岡市で開店した小さなパスタ専門店から始まりました。創業当初のドレッシングが評判を呼び、今では全国へと商品を展開しています。手作りの温かさを守りながら、効率だけでなくおいしさを重視した製法を持ち続けています。
今後も「しあわせ、つながる」をテーマに、様々な「おいしい、楽しい」を提案していく姿勢を貫きます。ぜひこの新たな商品で、自分だけの「おいしい」を見つけてみてはいかがでしょうか。
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※画像はイメージです。価格はオープン価格です。