シニア層におけるEC利用の実態
株式会社BEYOND AGEは、全国の60代以上のシニア層を対象に、EC(電子商取引)の利用実態を調べるインターネット調査を実施しました。調査結果からは、シニア層におけるネットショッピングの普及状況が色濃く表れています。
シニア層のネットショッピング経験は94.5%
調査結果によると、シニア層の94.5%がネットショッピングを経験したことがあると回答しました。このことから、シニア層にもECが非常に広く浸透していることが確認できます。近年、ますます高齢化が進む中、シニア層がオンラインショッピングを積極的に活用している現状は驚くべきことです。
利用頻度は58%が月1回以上
ネットショッピングを「月1回以上」利用していると答えたシニアは58%に達しました。一方で、「年数回」利用するという層も一定数存在し、利用頻度には一人ひとりのライフスタイルやニーズによる個人差が見られます。この結果は、シニア層がオンラインでの買い物を楽しんでいることを示しています。
商品を知るきっかけは「検索」がトップ
商品を知る方法として最も多いのは「検索」であり、テレビやインターネット広告も影響はありますが、シニア層は自ら積極的に情報を探す姿勢が根付いていることがうかがえます。彼らの購買行動は、自発的な情報収集に支えられていると言えるでしょう。
利用デバイスはスマホが多数
ネットショッピングをする際、最も多く使用されるデバイスはスマートフォンで、なんと67%を占めています。また、パソコンを利用する人も約3割いることから、今後のサービス設計においては、モバイルとPC両方に配慮したアプローチが不可欠です。
価格と配送スピードが重視される
シニア層がネットショッピングで重視するポイントは、何と言っても「安さ」と「速さ」となっています。日用品を少しでもお得に、そして早く手に入れたいというニーズが強く表れています。この傾向は、シニア層に限った話ではありませんが、実用性を求める姿勢は特に顕著です。
まとめ
調査結果から、シニア層におけるネットショッピングの利用実態が浮き彫りになりました。更なる高齢化社会に向けて、シニア世代が便利に利用できるECサービスの設計が求められることは間違いありません。
調査の詳細な結果は株式会社BEYOND AGEのウェブサイトにて公開されています。詳細なデータや分析に興味がある方はぜひ訪れてみてください。
調査結果のダウンロードリンク
企業情報
株式会社BEYOND AGEは、シニア層に特化した様々なサービスを提供しています。例えば、シニアのための独立伴走アカデミーの運営やオンラインコミュニティの提供など、幅広い取り組みを行っています。これからのシニア社会においても、彼らのニーズに応える情報発信が期待されます。
- - 会社名: 株式会社BEYOND AGE
- - 所在地: 東京都中央区銀座一丁目16番7号
- - 設立: 2022年4月20日
- - ウェブサイト: BEYOND AGE