withコロナお盆
2020-07-14 14:37:41
寺院も積極的に取り組む「withコロナお盆」への対応を紹介
最近は感染症の影響を受け、さまざまな行事や事業が見直されています。その中でも、仏事に取り組む寺院も新たな挑戦をしています。今年のお盆は『withコロナお盆』として、従来の形式を変えながらも、供養の心を失わずに実施します。
横浜市戸塚区に位置する日蓮宗の名瀬妙法寺では、感染症対策として、春のお彼岸会同様にお盆の施餓鬼法要をYouTubeでライブ配信することが決定されました。寺院からの生中継を通じて、遠方にいる方や参加が難しい方々も一緒に祈りを捧げることができるようになっています。寺院の住職は、『カタチは変わっても、供養の気持ちは変わらない』と語ります。
また、各家庭のお仏壇にお坊さんが訪問してお経をあげる棚経は、感染拡大を防ぐ観点から今年は中止としました。その代わりに、お寺にお位牌を持ってきていただく形で個別に本堂でお経をあげることにしたのです。これにより、お坊さんとの直接の接触を避けつつ、家庭ごとの供養を大切にすることができます。
昨年までのお盆の法要は、参加者が本堂にぎゅうぎゅう詰めで集まる状態でしたが、今振り返ると、その状況がどれほどリスクを伴っていたのかを痛感します。昨年の写真を見返すと、思わず『密!!』という言葉が出てしまうほどです。このような状況下でも、寺院は柔軟に対応しながら、供養の形を模索しています。
今後も名瀬妙法寺では、より安心して仏事を行えるよう、感染予防策を遵守しつつ様々な方法を検討し続けます。仏事に関する疑問や不安に対しても、気軽に相談できる窓口を設けています。電話やメールでのお問い合わせをお待ちしています。
興味がある方は、ぜひ名瀬妙法寺に問い合わせて、今年のお盆の新しい形を体験してみてはいかがでしょうか。感染症対策を取り入れながらも、しっかりと心のつながりを感じることができることを確信しています。お盆の新たなスタイルに、ぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
-
宗教法人 妙法寺
- 住所
- 神奈川県横浜市戸塚区名瀬町772-4
- 電話番号
-
045-811-0256