SUIT SQUAREの新しい挑戦:水平リサイクルハンガーの誕生
青山商事株式会社が展開する「SUIT SQUARE」は、環境意識の高まりを受けて、新たな取り組みとして不要なプラスチックハンガーから再生した水平リサイクルハンガーを開発しました。この商品は、店舗で使用されていた破損したハンガーを原料としており、約9,000本が販売用に展開される予定です。
環境への配慮と企業の責任
青山商事は「2030年カーボンニュートラル」を目指し、持続可能な社会への貢献を強く意識しています。2021年度から4年間で320トン以上のプラスチックをリサイクルする取り組みを進めてきました。この活動の一環として、店舗で不要となったハンガーを集め、分別・粉砕後にリサイクル業者に引き渡しています。また、この作業は障がいを持つ方々が手掛けており、社会的な雇用創出にも寄与しています。
100%リサイクル素材の採用
新発売の水平リサイクルハンガーは、原料に自社で回収したハンガーのみに限定されており、完全にリサイクル素材から作られています。これにより、環境負荷を極力抑えつつ、サステイナブルな商品を提供することが可能になりました。リサイクルした素材を使用することで、耐久性や美観を損なうことなく、新しい商品価値を生むことができるのです。
商品の詳細
この新商品には、メンズジャケットハンガー(品番:OHS-4055)、レディースジャケットハンガー(品番:OHS-9601)、共通ボトムスハンガー(品番:OHS-9713)の3種類があります。素材は、再生ポリスチレンとスチールのハイブリッドで、価格は全て税込770円で販売されます。販売は、全国のSUIT SQUARE各店舗で行われる予定です。
店舗での取り組み
青山商事では、店舗から回収したハンガーを使用する際、パーツを分解し色ごとに仕分け、粉砕する処理を行っています。この工程においても、障がい者を雇用し、個々のスキルを活かした作業を行っています。これにより、企業の社会的責任を果たしながら、持続可能な事業運営を実現しています。
今後の展望
青山商事は、SDGsの重要性を認識し、今後も持続可能な社会に向けた様々な取り組みを推進する方針です。リサイクルによる商品開発だけでなく、障がい者雇用の拡充や資源循環の仕組みを強化し、企業全体で環境保護の責任を持つことを目指しています。
最後に
SUIT SQUAREの新しい水平リサイクルハンガーが、お客様のもとに届くことを心から楽しみにしています。この商品を手にすることで、より多くの方々が環境問題に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出せるきっかけになれば幸いです。