Manabieの成長
2020-04-22 10:01:32

東南アジアで注目を集めるManabieのオンライン教育事業の進展

Manabieの将来に向けた歩み



最近、Manabie(マナビー)がエンジェル&シードラウンドにおいて新たな出資を受けることが発表されました。この企業は、東南アジア、特にベトナムを中心にしたオンライン教育事業を展開し、若い世代の学びをサポートしています。その事業内容はオンライン学習アプリの提供に加えて、学習センター(OMO型デジタル学習塾)の運営、さらには現地の私立学校や日本人学校向けのオンライン移行支援を含みます。

Manabieの活動と背景



Manabieは「Preparing us for tomorrow’s world」というミッションを掲げ、子供たちの未来を支えることを目指しています。特に、ベトナムは教育への高い関心を持ち、世帯の収入の約20%が教育に使われているという事実が、この国の教育熱を表しています。しかし、オンラインおよびオフラインの両方において、成熟したEdTech企業が少ないのが現状です。つまり、Manabieには大きな成長の余地があると言えるのです。

代表の本間氏は、イギリスのオンライン教育スタートアップ「Quipper(クイッパー)」の共同創業者でもあり、2015年にQuipperをリクルートにM&Aされた経験があります。彼は、日本国内のスタディサプリや海外ではQuipperというブランドで、オンライン教育サービスを普及させてきました。このような豊富な経験を持つ本間氏が、Manabieを引っ張っているのです。これまでの9年間に渡って、彼は数千校の学校に対し、教育の支援を行ってきました。

未来に向けた計画と展望



今後、Manabieは自身の学習アプリの強みを活かし、ベトナム全域とさらには東南アジア全域への事業展開を進めていきます。特に、コロナウイルスの影響で学校が休校や閉鎖を余儀なくされている中、日本国内の学校へのオンライン化支援も強化する方針です。

このような背景を持ち、今回の出資についてGeneral Partnerの鈴木隆宏氏は、「本間さんのビジョンに深く共感し、彼が教育分野において成功を収めると確信しています」とコメントしています。本間氏と鈴木氏は、過去にお互いがジャカルタを拠点に活動していた際に出会い、インドネシアの未来や教育の重要性について熱く語り合ったことがありました。その経験が、今のビジネスパートナーシップへとつながっています。

ジェネシア・ベンチャーズの役割



ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを持ち、シードからアーリーステージのスタートアップへの投資を行っています。東京、ジャカルタ、ホーチミンに拠点を持ち、様々なステークホルダーと協力しながら持続可能な産業創造を目指します。教育のインフラとしてのオンライン教育サービスの実現に向けて、Manabieとのパートナーシップがどのように発展していくのか、今後の動向から目が離せません。

まとめ



Manabieは東南アジアでのオンライン教育市場の成長において大きな役割を果たそうとしています。本間氏の経験とビジョン、そして新たな出資を受けたことで、ますます期待が高まる同企業のこれからの展開に注目です。新しい学びの形を提供するManabieが、子供たちの未来にどんな影響を与えるのか、その進化を見守っていきたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
住所
東京都渋谷区道玄坂1-10−5渋谷プレイス3F Orbit Shibuya内
電話番号

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