株式会社palanがCES2025に出展
ARプラットフォームを展開する株式会社palan(本社:東京都渋谷区)は、米国ラスベガスで開催される世界最大のテクノロジー見本市「CES2025」に出展することを発表しました。このイベントは1967年から始まり、毎年多くの企業が最新のテクノロジーを展示する場として知られています。昨年の来場者数は約14万人に達し、多くの人々が最新の技術に触れることができる貴重な機会となっています。
Japan(J-Startup)パビリオンでの出展
palanは、CES内に設置されるJapan(J-Startup)パビリオンへの出展企業の中に選ばれました。このエリアでは、AI、ロボティクス、VR、サステナブルな技術など、幅広い分野から選ばれた企業が最新の技術を披露します。
出展内容の詳細
palanが出展するのは、AR技術を駆使した2つの革新的なプラットフォームです。まず一つ目は「Spatial Guides」です。これはAR技術を利用し、AI NPCガイドを様々な場所に配置できるプラットフォームです。利用者は自身の顔写真を元にアバターを作成し、特定の場所に配置することができます。また、この配置したAIアバターはスマートフォン(WebAR)やXR/MR/ARメガネを通して体験できます。これにより、観光ガイドや小売店での案内、展示会でのサービスなど、多様なシーンで人材不足の解消に寄与することが期待されています。
次に、「palanAR(パラナル)」というノーコードAR作成ツールも展示されます。このツールは、誰でも簡単にWebARを作成することができ、商業的なユースにも対応したプランを用意しています。直感的に操作できるため、専門的なプログラミング知識がなくてもすぐにARコンテンツを制作することが可能です。特に、2019年にサービスを開始以来、40,000以上のARコンテンツが生み出されており、その数はイベント、教育、プロモーションなど多岐にわたります。
さらに、palanは出展にあたり、ARの可能性を広げ、新しい社会のかたちを創ることを目指していきます。これまで地方自治体やエンターテインメント業界、プロモーション業界においても数々のARサービスを展開してきたノウハウを活かせたことが背景にあります。
CES2025の出展情報
出展の日程は2025年1月7日から1月10日まで、会場はラスベガス・コンベンションセンター内のJ-Startupエリアで、ブース番号は61015です。詳細な会場情報やマップは、公式サイトのリンクから確認できます。
まとめ
今回のCES2025への出展を通じて、株式会社palanはARとAI技術の融合による新たな体験を提案し、世界のテクノロジーシーンでの地位を一層強化したいと考えています。未来の観光や小売り、さらには日常生活におけるARの活用はますます期待されており、その一翼を担うことに意義を見出しています。今後の展開がますます楽しみです。