旧世代オープン系システムのブラックボックス化の現状
近年、多くの企業は、古くから使われているオープン系システム、特にVB6やVB.NET、古いJava、Delphiといった技術に直面している問題を抱えています。これらのシステムが進化する中で、運用や改修の際に発生する課題が多くなってきました。その一つが、長年の運用によりドキュメントの更新が滞り、担当者の退職が相次ぐ中で「全体像が誰も把握できない」という状況です。このような状態が続くと、障害が発生した際に原因を特定するのが遅れたり、改修時の影響範囲を知ることができずリスクが高まったりします。その結果、プロジェクトがスムーズに進むことが難しくなり、ビジネス継続にも支障をきたしかねません。
このような背景から、企業はソースコードを正しく解読し、現行の仕様を可視化することが求められています。具体的にはドキュメント化の手法が必要とされています。
リバースエンジニアリングの限界
リバースエンジニアリングは、システムの構造や依存関係を把握するために非常に重要な技術ですが、多くの企業においては情報を「見える化」するだけで終わってしまっていることが多くあります。リバースエンジニアリングによって得られた情報が断片的で、実用的な設計書として活用しにくいという課題があります。また、言語ごとの特性、例えばVB6やDelphiに対する深い理解が必要なため、大量のコードを手作業でドキュメント化するのは現実的ではありません。結局、可視化した情報を有効に活用するための整理が非常に難しいという壁に直面しています。
ソースコードからの自動設計書の生成
本ウェビナーでは、独自のリバースエンジンを用いて、ソースコードから詳細設計レベルの設計書を自動生成する方法について詳しく解説します。この技術により、システムの構造や依存関係を正確に可視化することが可能になり、以下のような効果を期待できます。
- - 影響範囲の簡単な把握
- - モジュールや画面、データの関係性の理解
- - 属人化の解消による保守効率の向上
- - 将来的な移行や改修の判断が明確化
また、現在お客様のソースコードを用いて生じた数本の設計書を無料で体験できる機会も設けており、その手順もセミナー内で案内します。
AIによる可視化結果の要約機能
今回のウェビナーでは、現在提供している可視化機能を中心に紹介しますが、将来的にはAIを活用して可視化結果を要約し、上位設計レベルのドキュメント自動生成を行う機能も計画されています。これによって、詳細設計レベルのドキュメントを基本設計や要件定義レベルへ自動的に要約・抽象化することが可能になる見込みです。なお、AIによる要約機能の開発は進行中であり、このセミナーではその計画とロードマップのみの紹介となります。
参加をお勧めする方
このウェビナーは以下の方々におすすめです。
- - VB、Java、Delphi、C#などの古いオープン系システム株式会社で働いている方
- - 担当者が退職してしまい、現行の仕様を把握するのに苦労している方
- - 改修や影響範囲調査の精度を高めたい方
- - 移行やリプレイスを考えており、まずは現状を整理したい方
- - 属人化した保守や開発体制を見直したい方
対象言語は、VB5、VB6、VB.NET、Java、Delphi、C#、PL/SQL、Oracle Forms & Reportsなどです。なお、メインフレームなどは対象外となっているため、その点もご注意ください。
主催は株式会社第一コンピュータリソースで、協力にはマジセミ株式会社、株式会社オープンソース活用研究所が参加しています。興味がある方は是非詳細を確認して、参加申込をしてみてください。
マジセミ株式会社は今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催しています。過去のセミナーのアーカイブや今後の募集中のセミナー情報は公式ウェブサイトで確認できます。