つくば市、令和6年度のスマートシティ支援事業採択案件を発表
つくば市のスマートシティ社会実装トライアル支援事業
令和6年度つくばスマートシティ社会実装トライアル支援事業の採択案件が決定し、つくば市では未来社会「Society5.0」の実現を目指しています。この取り組みは、先端技術を通じて地域の課題解決を図るものであり、特に「スマートシティ」と「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の実現を加速することが目的です。
採択された案件の概要
今回、採択されたのは以下の4つの実証実験プロジェクトです。これらは令和6年8月から令和7年3月まで実施される予定です。最後の報告会では、実証実験の結果がライブ配信されることも予定されており、詳細情報は市の公式ホームページで発表されます。
1. 合同会社Starry Canvas
提案名: デジタル/AI技術とつくば市の宇宙開発人材の活用による探求学習支援事業
宇宙開発に関心のある学生や市民が参加できるよう、デジタル技術を活用し、学びを支援することを目指しています。
2. アルフレッサ株式会社
提案名: ICTとヘルスデータ連携を活用した栄養指導促進事業
健康維持のための情報提供を行うことで、地域住民の健康意識を向上させることが期待されています。
3. Seamr株式会社
提案名: MRIシェアリングサービスSeamr MRIによるつながる医療の実現
医療機関同士の連携を深め、MRIの利用をより効率的にする仕組みを構築します。
4. 株式会社Palames
提案名: スーパーシティの実現に向けたデジタルマップによる地域の情報発信・データ連携基盤
地域の情報を集約し、住民や訪問者にとって利用しやすい情報基盤を提供します。
市長からのメッセージ
今年度も全国から多くの提案が寄せられ、選考を経て、新たな挑戦として4件のトライアルを採択しました。これらのプロジェクトは、市の社会実装において高い効果が期待されるため、市全体でサポートしていきます。また、採択されなかった提案についても、さらなる検討を期待しています。トライアル結果の報告会を通じて、どのような成果があったかを皆さんと共有できることを楽しみにしています。
このように、つくば市では技術革新を取り入れたさまざまなプロジェクトが進行しており、地域の活性化に貢献しているのです。未来を見据えた提案を通じて、つくば市がどのように発展していくのか、今後の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
つくば市
- 住所
- 茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1
- 電話番号
-
029-883-1111