叡山電車開業100周年記念展で見つめ直す100年の足跡

叡山電車開業100周年記念展「『開業からのあゆみ』展」

叡山電鉄株式会社は、2025年に創立100周年を迎えることを記念し、大規模な事業を展開しています。その一環として、2025年12月17日から2026年1月29日までの期間中、京阪電車の「なにわ橋駅」地下1階に位置する「アートエリアB1」で、「『開業からのあゆみ』展」を開催します。この展示は、叡山電車の歴史や変遷、沿線の風景、そして車両の姿を振り返る貴重な機会となります。

展示内容

展示では、叡山電車が歩んできた100年の道のりを、時代ごとの写真やパンフレット、記念乗車券、さらには車両図面などを通じて詳しく紹介します。叡山電車は、1925年に開業した当時の姿から今に至るまで、地域の発展に寄与し、観光地としての重要な役割を果たしてきました。この展示を通じて、沿線風景や駅、車両の移り変わりを堪能できるのはもちろん、当時の人々の生活や文化にも触れることができます。

イベント詳細

- 開催場所：アートエリアB1（京阪電車「なにわ橋駅」地下1階）
- 展示期間：2025年12月17日（水）〜 2026年1月29日（木）
- 休館日：月曜日、及び2025年12月26日（金）〜2026年1月9日（金）。ただし、2026年1月12日（月・祝）は開館し、翌1月13日（火）は休館です。
- 営業時間：11:00〜18:00
- 入場料：無料

この展覧会は、叡山電鉄が地域の人々と共に築き上げてきた歴史を振り返るだけでなく、未来への新たな出発点を見つめる機会でもあります。「叡山電車開業100周年事業」では、記念イベントや新たなサービスの発表も予定されています。

長年にわたり多くの方々に支えられ、地域と共に成長してきた叡山電車。特に、1925年に開業した叡山本線は、出町柳駅から八瀬駅（現：八瀬比叡山口駅）までの5.6kmの区間で、観光や参拝、登山を目的とした路線です。開業当初は、鋼索線（現在は京福電気鉄道が運営）と共に比叡山の開発が進み、今では多くの観光客がこの道を利用し、地域の活性化に貢献しています。

地域とのつながり

叡山電鉄は、これまで地元の皆様や観光客に支えられてきたことへの感謝の気持ちを込めて、この100周年事業を展開しています。100年間の歴史を振り返るロゴマークやキャッチコピーの制定により、多くの方々に楽しんでいただけるイベントを企画し、2026年3月31日まで続けていく予定です。

今後のイベントやサービスにもぜひご期待ください。叡山電車の100年を祝い、そしてさらに次の100年に向けた新たな一歩を踏み出すこの機会をお見逃しなく。