2026年2月18日に愛知県で開催された「AICHI NEXT UNICORN LEAGUE」最終審査会において、株式会社ikuraが期待以上の成果を上げました。このビジネスプランコンテストは、愛知県が主催し、株式会社eiiconの運営により実施され、次世代ユニコーン企業の創出を目指しています。ikuraは、この大会で第2位を獲得するだけでなく、唯一の地域連携賞も受賞しました。
受賞の背景
株式会社ikuraは、全国の200社以上の観光および地域事業者から収集したデータをもとに、「訪日外国人対応ノウハウ不足による機会損失」という課題に直面しています。同社はこの課題解決のために、AIエージェント「AIインバウンド担当」を開発しました。このシステムは、多言語対応の問い合わせ、予約管理、決済などを一元的に自動化し、専門チームに依存せずともインバウンド対応力を向上させることを目的としています。
具体的には、AIインバウンド担当は、WhatsAppとの連携を活用することで、訪日客とのコミュニケーションを円滑にし、予約管理から顧客フォローまでのプロセスを自動化します。これにより、地域事業者の“稼ぐ力”を強化し、持続可能な観光業の環境を整えることを見据えています。
ダブル受賞の意義
今回の受賞は、愛知県が地域の企業と連携し、新たなビジネスチャンスを創出する取組みの一環としても注目されています。地域連携賞の受賞企業は1社のみ選出され、地域の事業展開や審査員との共創の可能性が考慮されます。副賞としては、来たる「AICHI INNOVATION CHALLENGE2026」でのピッチ登壇も与えられました。
ikuraの代表取締役、中澤英子氏は、受賞を非常に光栄に感じていると述べ、「地域事業者の価値を可視化し、旅行者との新しいつながりを生むことが目標です」と語っています。「日本各地の素晴らしい経験が多くの旅行者に伝わるよう、観光インフラの構築に貢献したい」との意気込みも示されました。
今後の展望
愛知県は、国際空港や多様な観光コンテンツが集まる地域であり、今後の成長が期待されています。ikuraは、この機会を生かして自治体や企業と協力し、愛知を起点とする観光モデルを構築していくことを目指しています。地域の潜在的な価値を世界へ届ける循環を創出し、旅行者と地域事業者、地域自体全てに価値が還元されるよう努力していきます。
今後の「AICHI NEXT UNICORN LEAGUE」や、ikuraのさらなる貢献から目が離せません。彼らの活動が愛知県、ひいては日本全体の観光業に与えるインパクトは計り知れません。