リースバックの魅力
2021-11-02 11:00:14

リースバックの魅力とリスクヘッジの新しい選択肢とは

リースバックの魅力とリスクヘッジの新しい選択肢とは



近年、コロナ禍による経済不安から日本人の資産運用に対する考え方が変わりつつあります。特に「リースバック」という選択肢が注目されているのをご存知でしょうか?この方法では、持ち家を現金化しながらも、同時にその家に住み続けることができます。今回はリースバックの魅力や、その背景にある資産運用の実態について詳しく見ていきます。

コロナ禍による資産についての不安



コロナ禍において、多くの人が自身の経済状況や資産について不安を感じるようになりました。特に「現金・預金」の比率が高い日本人は、「減らさない」ことに重点を置きがちですが、果たして資産は安全と言えるのでしょうか?

調査によると、東京都在住の方の62%以上が資産に不安を感じたことがあると回答しています。その原因としては、コロナ禍における不測の事態や収入減、さらには不動産の価値が下がる可能性などが挙げられています。これらの不安を解消するためには、早めに資産を行動に移すことが必要です。

リースバックとは?



リースバックは、通常の不動産売却とは異なる点が特徴です。まず、売却を行った後でも、契約期間中はそのまま住み続けることができます。具体的には、自宅や店舗、ビルなどの不動産を売却し、同時に賃貸契約を交わすという仕組みです。この方法の利点は、早急に現金が必要な場合でも、引越しの手間が省ける点です。

さらに、リースバックを利用すれば、固定資産税や火災保険の負担を軽減でき、経済的な余裕を生むことができます。また、売却時に特約を設定することで、将来的に住み続けることも可能となります。多くの人にとって、家族の思い出が詰まった場所を手放すことは容易ではありませんが、リースバックを利用すればその思い出を維持しながら生活することができるのです。

リバースモーゲージとの違い



一般的な「リバースモーゲージ」と間違われがちなリースバックですが、2つのサービスには明確な違いがあります。リバースモーゲージは、家を担保にお金を借りる形式なので、所有権を完全に手放すわけではありませんが、最終的には借入金の返済時に家が売却されます。一方、リースバックでは家を完全に売却し、その後も賃貸契約により居住を続けることが可能です。この点が最も大きな違いであり、自宅に長く住み続けたい方にはリースバックが適していると言えるでしょう。

賢い資産形成の新たな手段として



今後の資産形成を考える上で、リースバックの導入を検討してみる価値があるでしょう。特に、昨今の不安定な経済状況において、それに対応する手段を持つことが重要です。東京都在住の多くの方々は、資産の状況を理解し、どのような選択をすれば将来に向けて良い方向へ進めるのか真剣に考える必要があります。

リースバックを通じて、愛着ある住まいを手放さずに資金を確保することができる選択肢は、今後ますます多くの人に受け入れられることでしょう。これからの経済参加者にとって、リースバックは「住み続ける権利」を守りつつ、同時に経済的安定を図る新たな手段として大きな意味を持つことになるでしょう。これからの時代において、自宅を経済的に有効活用する方法を考えていきたいものです。

会社情報

会社名
みなとアセットマネジメント株式会社
住所
東京都港区高輪3-24-21DK品川ビル5階
電話番号
03-5798-2779

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