首里城公園で楽しむ新たな焼き菓子
沖縄の魅力を代表する観光地、首里城公園内に位置する「ミュージアムショップ球陽」で、ユニークな焼き菓子の販売がスタートしました。この度発売されたのは、地元のいまいパン合同会社が手掛ける「首里城 嘉例餅(かりーぺい)」と「琉球国王のティータイムクッキー」です。
焼き菓子の特徴と魅力
首里城 嘉例餅(かりーぺい)
「嘉例餅」は、沖縄の特産品であるカレー味の塩せんべいに、フランスの伝統的な菓子、フロランタンの風味を取り入れた新しいタイプの焼き菓子です。特にピーナッツのキャラメリゼがトッピングされており、一口食べると口の中で豊かな風味が広がります。「嘉例」は沖縄語で「運が良い」という意味も持ち、英語の「Curry」を巧みに組み合わせたネーミングは、特別なお土産としてもぴったりです。この商品は、2017年には那覇市長賞の優秀賞を受賞しています。パッケージデザインには、久高島出身の画家・山崎紀和氏が描く、歴史的な那覇の風景が使用されています。
琉球国王のティータイムクッキー
もう一品の「琉球国王のティータイムクッキー」は、沖縄の黒糖を使用したサブレと、さんぴん茶を使ったクッキーの詰め合わせです。琉球王国の歴史を背景に、フランスからの使者が初めて持参したクッキーにインスパイアされています。国王がその美味しさに驚いたというエピソードが魅力を引き立てており、この商品は2016年度に那覇市長賞最優秀賞を、2017年度には全国菓子大博覧会で金菓賞を受賞しました。パッケージには美しい首里城のイラストが描かれており、見る人を楽しませてくれます。
ミュージアムショップ球陽とは?
首里城公園内の「ミュージアムショップ球陽」は、観光客や地元の人々に愛されるスポットです。ここでは、オリジナルグッズや伝統工芸品も扱っており、琉球王国の歴史や文化を学ぶ大型モニターも備えています。城壁に囲まれたテラス席で、ゆったりとした時間を満喫しながら商品を楽しむことができるのも魅力です。
いまいパンについて
「いまいパン」は、沖縄県那覇市に本社を構えるパン屋で、フランスの製法を基にしながら地元の新鮮な素材を活かした商品を展開しています。2012年に設立以来、80種以上の多彩なパンを取り揃えており、全ての世代に楽しんでもらえるよう工夫されています。これまでに受賞歴も豊富で、オリジナルの洋菓子は評価されています。特に「琉球国王のティータイムクッキー」や「首里城 嘉例餅」は多くの賞を受賞しており、その味わいとクオリティは折り紙付きです。
まとめ
この機会に、首里城公園訪問の際は「ミュージアムショップ球陽」に足を運び、沖縄の新しい焼き菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか。お土産としても喜ばれるユニークな商品として、旅の思い出を一層特別なものにしてくれることでしょう。