次世代と広島へ
2025-07-23 12:20:50

平和の架け橋を築く 次世代と共に広島を訪問する意味

平和の架け橋を築く 次世代と共に広島を訪問する意味



生活協同組合パルシステム埼玉は、8月4日と5日の二日間、事業メンバーとその家族19人と共に広島を訪れ、原爆投下から80年経った今もなお受け止めるべき平和への願いを再確認する機会を設けました。これまで受け継がれてきた被爆者の語りを聞くことで、次世代へのメッセージを強化することが目的です。

この訪問の中心的なプログラムは、日本生活協同組合連合会の「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」に参加すること。初日は平和祈念資料館を訪れ、歴史を学ぶと同時に、実際に被爆体験をした方々の話に耳を傾ける貴重な機会となります。特に、山田寿美子さんの心に響くストーリーは、参加者に深い印象を与えました。彼女は、幼少期の被爆体験から考えられる差別問題について研究を重ねてきた医療ソーシャルワーカーで、辛い過去を抱えながらも他者の支援に努めている姿勢に、参加者たちは強く心を打たれました。

また、平和記念公園での散策では、ガイドの案内により原爆ドームや平和の時計塔など著名なスポットを巡りました。これらの場所は、広島が世界に発信している平和の象徴であり、訪れることで未来への希望を感じることができました。

2日目には映画「おかあさんの被爆ピアノ」を視聴しました。この作品は、爆心地で奇跡的に生き残ったピアノの物語を基にしており、その音色や歴史が持つ力を通して、平和の大切さを再認識させられました。

訪問の締めくくりとして、全国生協の参加者が一堂に会する「虹のひろば」大会にも参加。このイベントでは、被爆者自身の体験や次世代の若者たちに向けた平和活動が紹介され、訪問者たちもその証言やパフォーマンスから多くのことを学びました。

パルシステム埼玉は、経験を報告書にまとめ、地域のウェブサイトで発信すると共に、平和の重要性を伝える活動を続けていく方針です。この訪問を通じて、平和への願いを次世代にしっかりと引き継いでいくことが求められています。

今後も、生活協同組合として、地域の人々と共に平和の意義を追求し、次世代につなげていく取り組みを強化していきます。2025年は国際協同組合年でもあり、私たちはさらなる平和活動を展開していく予定です。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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