「寶船」、中米ツアーへ
2019-12-06 08:00:13
阿波踊り集団「寶船」が中米カリブ地域を巡る大規模ツアーを決定
日本のプロ阿波踊り集団「寶船」が、心躍る中米カリブ地域の大規模ツアーを発表しました。これは阿波踊り業界にとって、初となる試みで、5つの国と計11都市での17公演を予定しています。各国の国立劇場や人気のカーニバルでの公演を通じて、日本文化の魅力を世界に広めるこのプロジェクトには、大きな期待が寄せられています。
このツアーは、グアテマラ、メキシコ、ホンジュラス、コスタリカ、エルサルバドルの5カ国で行われます。特に、ホンジュラス外交85周年を記念するイベントや、中米最大のベラクルス・カーニバル、コスメル・カーニバルなど、現地の文化交流の重要な機会が数多く含まれています。これらのイベントに参加することで、日本文化が中米地域でどのように受け入れられるのか、その体験は非常に貴重です。
宝船のリーダーである米澤渉氏は、このツアーに対する期待感を語ります。「中米のルーツを持つ皆様と交流し、自らの阿波踊りを見てもらう機会は、私たちにとって非常に刺激的です。サルサなどの現地のリズムと共鳴させることで、阿波踊りにも新しい風を吹き込んでいきたい」という彼の想いは、まさにこのツアーの核心をついているといえるでしょう。
ツアーの公演予定は、2月15日にグアテマラでのワークショップを皮切りにスタートし、その後メキシコでのカーニバルやホンジュラス、コスタリカ、エルサルバドルと続きます。公演ごとに、地域の伝統文化との融合が図られ、さらなる文化交流の深化が期待されます。特に、プラヤ・デル・カルメン、コスメル、ベラクルスといったカーニバルは、多くの観客を集めるイベントであり、阿波踊りがどのように現地の人々の心を掴むのか、その反響が今から楽しみです。
阿波踊り集団「寶船」は、文化の架け橋となることを目指して活動しており、これまでに世界各国でのパフォーマンスを通じて、多様な文化との交流を深めています。このたびの中米ツアーはその集大成ともいえるものであり、日本の伝統文化を広めるための大切なステップとなることでしょう。
今後の発展が見込まれる地域文化の交流において、このツアーがどのように位置付けられるのか、また現地での経験がどのような影響をもたらすのか、注目が集まります。詳しい情報は、公式サイトでチェックしてください。
最後に、ツアーを支えるためのスポンサーも募集しており、文化交流に貢献したい方々の参加も期待されています。藝術文化の活性化を目指すこのプロジェクトに、みなさまのご支援をぜひともお願い申し上げます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人アプチーズ・エンタープライズ
- 住所
- 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-2吉祥寺サンビルディング512
- 電話番号
-
0422-29-0333