観光DXプロジェクト
2025-09-28 15:33:23

岡山大学の学生が観光DXプロジェクトで大阪万博に出展し話題に

岡山大学と高梁市が協力した観光DXプロジェクト



2025年8月22日から24日まで、大阪・関西万博内にて岡山県の催事「おかやま『桃太郎の夏休み』」が開催され、国立大学法人岡山大学が高梁市と共同でブースを出展しました。このプロジェクトは、文部科学省と内閣府の支援を受けて、地域課題に対する観光DXの力を活用した学生主体の取り組みであり、約600人の来場者がこのイベントを楽しみました。

教育と観光振興の融合



岡山大学のこの取り組みは、地域振興と観光体験を通じて「誰もが観光を楽しめる社会」実現を目指しています。来場者は高梁市ブースで「空から見よう!天空の山城 備中松山城」というテーマのもと、ドローン技術を用いた空撮映像を楽しみました。また、VRゴーグルを装着し、模型の中で雲海の上を飛行する非常にリアルな体験を提供しました。

特に注目を集めたのは、岡山大学の学生と大学発ベンチャーが協働で制作した3Dメタバース映像です。この映像では、備中松山城や高梁市のキャラクター「猫城主さんじゅーろー」が仮想空間に再現され、来場者がその城下町を探索できる仕掛けが設けられていました。子どもから大人までに広く支持され、来場者からは「映像が美しく感動した」との感想が寄せられました。

VR体験がもたらす感動



また、車いす利用の来場者もVR体験を楽しむ様子が見受けられ、岡山大学の学生たちは「誰もが観光を楽しめる社会」を実現するための可能性を直接肌で感じました。最終日には、高梁市の文化を伝える備中神楽保存会による演舞が行われ、石田芳生高梁市長と猫城主さんじゅーろーによる観光PRが行われ、会場は大いに盛り上がりました。

教育的意義と将来の展望



今回のプロジェクトは観光PRにとどまらず、観光DXを通じて地域課題の解決やWell-being社会の実現を目指しています。学生たちは「地域の魅力をどのように表現し、誰もが楽しめる体験に昇華するか」を主体的に考え、来場者の反応を観察することで実践的な学びを得ました。

さらに、制作した映像やドローン模型は2025年の岡山大学 R&D Showcaseでも展示される予定で、雲海シーズンにあわせたイベント上映や高梁市内の施設での常設展示も計画されています。このように、岡山大学と大学発ベンチャーの成果が観光振興と地域社会のWell-being向上に寄与することが期待されています。

まとめ



国立大学法人岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な開発目標(SDGs)の理念を推進しつつ、このような革新的なプロジェクトを通じて地域と地球の未来を共創することを目指しています。今後の岡山大学の取り組みに大いに期待したいところです。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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