AIによる発注業務自動化ツール「α-発注」
発注業務の効率化に向けて、AIを活用した新しいツール「α-発注」の事前登録がスタートしました。このツールは需要予測AIを搭載し、適切な発注量を自動算出する機能を持っています。これによって、発注にかかる時間を大幅に短縮し、人的判断に依存しない精度の高い発注が可能になります。
「α-発注」の特長
「α-発注」にはいくつかの特長があります。
1.
自動算出機能: 先端の需要予測AIが、システムに登録されたデータを基に適正な発注量を選出します。これにより、過去の経験や勘を元にした判断に比べて、数倍の精度で発注が行えるようになります。
2.
柔軟な設定: 商慣習や特殊な発注条件に応じて、詳細な発注ルールを設定できます。これにより、複雑な発注条件も考慮した発注量の算出が実現されます。
3.
エクスポート機能: 発注リストが仕入れ先別にまとめられ、エクスポート機能も充実。リストをそのまま使って発注が行えるため、業務がさらに効率化されます。
導入するメリット
時間の節約
AIにより適正な発注量が素早く算出され、従来のエクセルによる手作業と比べて、大幅に時間を短縮できます。これにより、他の業務に専念することができます。
売り逃しの防止
在庫の状況を常にモニタリングし、在庫切れのリスクを事前に察知します。変動する需要にAIが迅速に対応するため、売り逃すことが減ります。
過剰発注の防止
売上のトレンドを把握し、必要以上の発注を避けます。適切な発注量を算出することで、余分な在庫を抱えずに済むのです。
サービスの提供背景
近年、多くの小売業者や卸業者は、発注業務に多大な時間と労力をかけています。特に、膨大な商品を扱う場合、適正な発注量を決定することは非常に難しく、過剰発注や発注漏れがしばしば見られます。これらの問題を解決するために、いち早く需要予測AIを搭載した自動発注システムが導入されているのが現状です。しかし、大規模な設備投資が必要となることが多く、資本力の乏しい事業者には導入が難しい状況でした。
「α-発注」は、それらの課題に応えられるように設計されています。少ない初期投資で、高度な発注業務の自動化が実現するSaaSモデルを採用しています。このようにして多くの小売業者が、テクノロジーによる発注業務の最適化を図ることができるのです。
株式会社infonervの紹介
「α-発注」を開発した株式会社infonervは、2021年4月に設立されたAI企業です。東京大学の研究者を中心に、高度な技術力を活かして事業展開を行っています。代表取締役兼取締役プロダクト責任者の江崎貴裕氏は、先端物流科学の専門家として、数理的な解析技術を駆使し、物流や在庫管理の研究を行っています。著書も多数あり、広範な研究分野で成果を上げています。
お問い合わせ
本件に関するお問合せは、株式会社infonervの広報までお気軽にどうぞ。メールアドレス:
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「α-発注」は、これからの発注業務を変革するツールとして、多くの企業に注目されることでしょう。どのように業務効率を上げるか、期待が高まります。