2025年三重県版の住みここち&住みたい街ランキング発表
大東建託株式会社が行った居住満足度調査の結果、2025年三重県版の「いい部屋ネット 街の住みここちランキング」と「いい部屋ネット 住みたい街ランキング」が発表されました。この調査は地域の魅力や住みやすさを数値化し、地域の発展に役立てることを目的としています。
街の住みここちランキングの結果
上位の自治体
まず、住みここちランキングでは、トップ3が次の通りです:
1.
三重郡朝日町 - 3年連続で1位
2.
三重郡川越町 - 3年連続で2位
3.
員弁郡東員町 - 5年連続で3位
三重郡朝日町は交通の便が良く、旧東海道や国道1号線、伊勢湾岸自動車道が通っているため住みやすさが高く評価されています。また、県内で複数の駅も利用できるため、生活の利便性の面でも優れています。
トップ3の特色
上位にランクインした自治体は全て郡部に位置しています。これにより、三重県の郊外の町が住み心地の良さを求める住民に支持されていることが明らかになりました。この傾向は、都心部からの利便性や静かな暮らしを求める人々にマッチした結果といえるでしょう。
偏差値による評価
今回のランキングは、過去5年間のデータを基に集計されました。特に注目すべきは、各自治体の偏差値で、これにより住み心地の評価が相対的に示されています。偏差値が50を下回る自治体については「-」と表示され、これにより街の住みやすさに関する詳細な情報が提供されています。
住みたい街ランキングの結果
【住みたい街ランキング】の結果では、以下のようなランキングが発表されました:
1.
名古屋市 - 4年連続で1位
2.
東京23区 - 4年連続で2位
3.
大阪市 - 3位
名古屋市が依然として支持を受けている理由は、経済的な魅力や生活環境の良さにあるとされています。また、東京や大阪の都心部へのアクセスの良さもポイントです。さらに、伊勢市が昨年6位から4位に上昇したことも注目されます。これは地域の発展と魅力が増してきていることを反映しています。
現在の住環境に満足している人の割合
また、今住んでいる街に対して「肯定的」と答えた人の割合も高く、76.5%の人々が「今住んでいる街を評価している」という結果が出ています。このことから、居住者が現在の生活に満足していることが分かります。
調査概要
調査はマクロミル社によるインターネット調査で、三重県に住む20歳以上の男女を対象とし、合計で12,184名の回答を集計しました。この調査では男女比、未婚・既婚の割合、世代別の分布も詳細に記録されています。
環境の変化に伴い、住環境も常に変わり続けています。2025年の調査結果は、今後の地域づくりや住まい選びに大いに役立つでしょう。今後も地域の動向にも注視していきたいですね。