新潟のバナナ農園「SHIMODA FARM」について
新潟県柏崎市に位置するシモダ産業株式会社は、国内初のサスティナブルなバナナ農園「SHIMODA FARM」を開設しました。この農園では、工場の排熱を利用して「越後バナーナ」という高級国産バナナを栽培しています。この取組みは、地域循環型の農業モデルとして注目を集めています。
ジェラート試食賞味会の開催
「SHIMODA FARM」の開業を記念して、2025年9月27日(土)から29日(月・祝)まで、東京・銀座の新潟県のアンテナショップ「THE NIIGATA」で試食賞味会が行われます。このイベントでは、越後バナーナを使用したジェラートなどを試食でき、購入も可能です。
イベントの詳細
- - 日時: 11:00 – 17:00(9/27は13時から、9/29は16時まで)
- - 場所: 銀座・新潟情報館「THE NIIGATA」。
- - 内容: 「SHIMODA FARM」ジェラートの試食・販売及びシモダファームの写真展
ジェラートのラインナップには、完熟越後バナーナチョコチップや青い越後バナーナ紅甘夏ジャム、ヨモギミルクキャラメルなど、地域の特産品を使用した高品質な品々が揃っています。
シモダファームの持続可能な取組み
シモダファームでは、産業廃棄物から発生する排熱を利用して、バナナの栽培を行っています。この方法により、冬場でもハウス内温度を20度以上に保つことができ、バナナ栽培に適した環境を作り出しています。これにより、新潟地方独自の気候を活かした越後バナーナが育てられています。
地域との連携
シモダファームは地域の飲食店や企業と連携し、商品開発や地域活性化の活動を行っており、SDGsの視点からも地元と繋がるプロジェクトが進行しています。例えば、地元小中学校との連携を通じて、約2,500名の生徒がSDGsについて学び、地域への理解を深めています。
越後バナーナの特徴
「越後バナーナ」は、品種が「グロスミッチェル」で、通常のバナナとは異なり、樹上でじっくりと育てられるため、濃厚な甘みと華やかな香りが特徴です。内外での流通過程が短い為、栄養価も高く、無農薬で栽培されていることから、皮まで食れるバナナとして知られています。
設立目標
シモダファームは、2025年を目標に「循環体感農園」の設立を視野に入れています。この農園では、農業だけでなく、地域資源を活用した新しい価値を創出し、地域経済の活性化を目指しています。
また、ジェラートを通じて「循環」の大切さを体験してもらいたいと考えています。
環境への配慮
シモダファームの活動は、CO2削減にも寄与しています。従来の重油を使用した温度管理と比較すると、排熱を利用することで大幅なCO2削減が見込まれています。これにより、持続可能な農業のモデルケースとして、さらなる進展が期待されています。
この機会に新潟の地域資源やバナナの魅力を体感してみませんか?試食賞味会で待っています!