APRIO TECHNOLOGIES、REGAL COREとパートナーシップを強化しサイバーセキュリティを向上

サイバーセキュリティがますます重要視される中、英国のAPRIO TECHNOLOGIES（アプリオ・テクノロジーズ）が、日本のREGAL COREと提携し、新たにサイバーリスクデューデリジェンスツール『Cyber Insight Portal』（以下、CIP）の国内販売を開始します。

APRIOは、金融セクターなど重要インフラに特化したサイバーセキュリティリスク分析サービスを提供し、リスクマネジメントの新たな標準を築いてきました。新たにREGAL COREが加わることで、企業の法的責任や社会的責任に対応する体制がさらに強化されます。

REGAL COREの役割

REGAL COREは、広告審査やGDPRに関するコンプライアンスの専門家であり、企業が直面する法律や技術的な課題に対し、包括的なサポートを行います。同社の代表取締役、田之上隼人氏は、改正割賦販売法によるECサイトへのセキュリティ対策義務の強化を背景に、この提携の重要性を強調しています。最近の法改正により、企業は単なるリスク対応にとどまらず、信頼性や持続可能性を確保することが求められています。

CIPは、投資先や買収候補企業、サプライチェーンの技術的課題や組織的な課題をリアルタイムでモニタリングできるビジネス・インテリジェンスツールであり、サイバー攻撃による事業継続リスクを迅速に把握可能です。「守られることで挑戦が加速する」というREGAL COREのミッションに基づき、企業の情報管理を支援します。

転機を迎える日本のサイバーセキュリティ

サイバーセキュリティはもはやIT専門家だけの問題ではなく、経営層の意思決定にも関わる重要な要素となっています。CIPは、リスクが企業の成長や存続を脅かす前に対策を講じることを可能とします。経営判断には、不可欠な国際的視点が要求される時代に突入しており、APRIOの技術とREGAL COREの法務知識が融合することで、今後の企業ガバナンスが向上することでしょう。

両社 CEO のコメント

APRIOのCEO、足立照嘉氏は、「REGAL COREとの提携は非常に喜ばしいことであり、日本市場での方向性と一致している」とコメント。また、田之上氏は「CIPを通じて国内企業へセキュリティを提供し、挑戦をサポートする意義を強調しました。

この二社の提携は、サイバーセキュリティの重要性が高まる現代において、日本企業が直面する課題を解決し、安全なビジネス環境を築くための新たな一歩となるでしょう。最終的には、企業の信頼性を向上させ、持続可能な成長を促進することが期待されています。