「smooos」ベータ版公開
2023-01-24 09:49:14
不動産DX推進のMeSHLIFE、契約書類管理ツール「smooos」ベータ版公開~横浜市と連携し、不動産業界のデジタル化を加速~
不動産業界のDXを加速する新ツール「smooos」ベータ版登場!
株式会社MeSHLIFEは、不動産取引における契約書類の作成と管理を効率化する画期的なツール「smooos(スムース)」のベータ版をリリースしました。AI技術や電子契約の活用により、不動産業界におけるデジタル化を推進するこのサービスは、横浜市との連携の下、市内企業への導入を目指しています。
背景:アナログな契約業務からの脱却
近年、AI技術の進化や新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、多くの産業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。不動産業界でもオンライン内見やAI査定が普及しつつありますが、契約手続きに関しては依然としてアナログな方法が主流でした。
しかし、2022年5月の宅地建物取引業法改正により、不動産取引のオンライン化が法的に認められたことで、業界全体のデジタル化に向けた動きが加速しています。
MeSHLIFEが「smooos」開発に着手した背景には、不動産会社が抱える以下の課題があります。
営業活動に多くの時間を割かれること
売買物件のリスク調査に膨大な時間と労力を費やすこと
* 紙媒体で管理されている過去の契約書から必要な情報を探し出すのが困難であること
これらの課題を解決するため、「smooos」は契約に必要な書類を一元管理し、過去の契約書をデジタル化することで、必要な情報へのアクセスを容易にします。
「smooos」のサービス概要
「smooos」は、クラウド上で不動産売買に必要な各種書類(行政文書、ハザードマップ、インフラ関連書類など)を管理できるサービスです。過去の契約書をデジタル化し、検索可能な状態にすることで、特約事項などの必要な情報に素早くアクセスできます。これにより、契約書作成にかかる時間を大幅に削減し、業務効率の向上を実現します。
横浜市との連携と今後の展望
ベータ版の開発には、シード期のベンチャーキャピタルであるQXLV(クオンタムリープベンチャーズ)からの資金を活用しました。まず、MeSHLIFEの本拠地である横浜市と連携し、市内の不動産仲介会社やデベロッパーへの導入を進め、ユーザーからのフィードバックを元に機能改善を繰り返していく予定です。
QXLVの古谷健太郎氏からは、「不動産取引のデジタル化は、業界特有の事情から難易度が高い」とコメントされ、この課題解決に「smooos」が貢献することに期待を寄せています。
MeSHLIFEの芦沢吉紀代表取締役CEOは、「宅建業法改正によって電子契約が解禁されたものの、デジタル化への対応に戸惑う企業も多い」と現状を指摘し、「smooos」を通じて、不動産事業者だけでなくエンドユーザーにとっても優れた顧客体験を提供していくことを目指しています。
MeSHLIFEについて
MeSHLIFEは、「すべての不動産取引にWow!を」というミッションを掲げ、不動産取引のDXを支援するスタートアップ企業です。重要事項説明書のデジタル化による業務効率化を促進し、不動産業界の変革に貢献しています。
まとめ
「smooos」は、不動産業界のデジタル化を加速させる強力なツールとなる可能性を秘めています。ベータ版の公開は、その第一歩であり、今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社MeSHLIFE
- 住所
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1オーシャンゲートみなとみらい8F
- 電話番号
-
050-5806-0667