デイトラが新機能「受講生プロフィール機能」を発表
オンラインスクール「デイトラ」を運営する株式会社デイトラ(東京・豊島区)は、2025年4月9日から新機能「受講生プロフィール機能」を開始すると発表しました。この新しいツールは、受講生個々のスキルやキャリアに対する志向を明確にし、企業とのスムーズなマッチング実現を目指しています。これは、企業が抱える人材不足と、挑戦する受講生のキャリア支援に向けた大きな一歩です。
DX推進の背景
日本におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)は、もはや国家戦略として急務となりつつあります。ヒューマンアカデミーの調査によると、日本の企業の85%がDX推進に関して課題を抱えており、その中でも約40%が「DX人材不足」を最も大きな阻害要因として認識しています。企業は即戦力の人材確保を求め、人材育成とキャリア形成は社会全体の喫緊の課題です。
デイトラの取り組み
デイトラは、受講生のキャリア支援を重視し、IT人材の育成から就業までを支援するために5つのフェーズで段階的に取り組んでいます。これまでの実績を踏まえ、次のような段階を経て成長を目指しています。
フェーズ1:スキル習得支援
Web制作やWebデザインに関するコースを提供し、未経験者でも実践的なスキルを幅広く学べます。
フェーズ2:営業・転職に役立つ知識の提供
受講生が営業や転職活動に役立てるためのノウハウやソフトスキルを無償で提供し、キャリア形成を支援しています。
フェーズ3:実務に結びつく支援
受講生が自身のポートフォリオを公開できる「デイトラGallery」を設立し、営業や転職、リスキリングをサポートするコースを用意しています。
フェーズ4:企業とのマッチング強化
受講生のスキルと志向性を可視化し、企業との出会いを創出。新たにスカウト機能や求人情報の配信も予定しています。
フェーズ5:リスキリングプラットフォームの構築
スキル習得から案件獲得までを一貫して支援し、人材不足の解消に寄与することを目標としています。
受講生プロフィール機能の詳細
新機能「受講生プロフィール機能」では、受講生が自らのスキルやキャリア志向を登録し、企業がそれを閲覧可能にします。これにより今後のスカウト機能や求人情報配信が容易になり、より多くのマッチングが期待されます。登録可能な情報には、氏名、年齢、性別、キャリア志向、希望職種、活動地域、経歴、スキルセットなどがあります。
代表者のコメント
デイトラの代表取締役、大滝昇平は「受講生が自らの強みを発信できる環境を整え、企業との接点をより確実にすることで、挑戦者たちに多くのチャンスを提供したい」と述べました。また、学びからキャリアに至るまでの一貫したサポートを通じて、日本全体の人材不足解消にも貢献していく意志を強調しました。
デイトラとは
デイトラは「仕事につながるWebスキルを身につける」というコンセプトで運営されているオンラインスクールです。これまでに3万人以上の受講生を輩出し、動画や個別サポートを通じ建設的なスキルの習得が可能です。デジタルスキル教育を通じて、挑戦する人々の夢を支援するデイトラの今後に期待が寄せられています。