キャンペーン制作ソフト「QLEAR」が新たにNFCに対応
近年、デジタルとアナログを結びつける手法が広がりを見せていますが、その中で企業向けのキャンペーンコンテンツ制作ソフト、QLEARが注目されています。このソフトは2019年5月から提供が開始され、主に印刷業界での利用が進んでいます。QLEARでは、自社開発のプラットフォームを通じて、QRコードのデザインやスマホサイト、キャンペーンコンテンツを迅速に制作することが可能です。
QLEARの特長
QLEARは、ユーザーが簡単に多様なキャンペーンコンテンツを制作できる点が魅力です。「誰でも」「最短1分で」「作りたい放題」というキャッチフレーズ通り、直感的に操作できるインターフェイスが特長です。リリースからわずか3ヶ月で100社以上の企業が導入し、その後も利用社数は伸び続けています。
特に印刷業界においては、紙媒体とウェブコンテンツの融合が求められていますが、従来の技術ではこのニーズに応えるのが難しいという課題がありました。QLEARは、その制作から配信、分析までのプロセスをワンストップで提供し、企業の販促活動を強力に支援しています。
新機能「NFC対応」の具体的な利便性
この度、新たにNFC(Near Field Communication)機能に対応したことで、QLEARはさらに進化を遂げました。NFC技術は、スマートフォンなどのデバイスを対象物に近づけるだけで情報を取得できる仕組みです。日本では主に交通ICカードでの利用が馴染み深いですが、海外ではクーポンやデジタルコンテンツの配信など多様な分野での活用が進んでいます。
QLEARの利用者は、作成したコンテンツにNFCシールを容易に付与できます。シールの数をQLEARのインターフェイス上で入力するだけで、必要な数のNFCシールが送付されます。これにより、ユーザーはシールを貼るだけで、NFCに対応したポスターを簡単に制作できるようになります。
更に、NFCシールは一度利用された後も、QLEARのシステム上でコンテンツを切り替えることで、リアルタイムで発信する情報を変更することが可能です。これにより、同じシールを利用しても、異なるキャンペーンやメッセージを発信し続けることができます。
コンテンツ制作を加速するデザイン素材
QLEARでは、ユーザーがすぐにNFCを利用できるように、デザイン用の素材も用意されています。これにより、デザインに不安がある方でもスムーズにコンテンツを展開できるでしょう。適切な素材を使用することで、認知度の向上やブランドイメージの強化を図ることが期待できます。
企業のビジョン
運営母体である株式会社ミリアドは、「世界に1ミリでも変革を」というスローガンを掲げ、ユーザーが日常的に活用できるインターネットサービスの提供を目指しています。ユーザーがHAPPYになれるような機会を創出することをモットーに、QLEARの機能拡充を図っています。
設立は2018年11月で、代表取締役の樋口清政氏が指揮を執っています。東京都目黒区に本社を構え、資本金1600万円で活動しています。Webサービス「QLEAR」の開発・運営に特化し、今後もさらなる機能追加やサービス向上を図ることで、企業のニーズに応えていくことでしょう。
公式ウェブサイトは
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