田舎か都会か、フルリモートで働く人の選択とは
近年、フルリモートワークの普及に伴い、居住地の選択肢が広がっています。本記事では、調査結果をもとに「田舎」と「都会」どちらに住みたいかを考えます。
調査概要
本調査は、株式会社ドリームプランニングが実施しました。対象は住まいに興味を持つ500名で、調査期間は2024年7月15日から17日まで行われました。その結果の一部を見てみましょう。
フルリモート勤務時、住みたいのは田舎か都会か
アンケートで「フルリモートで働くなら田舎が良いか、都会が良いか」と聞いたところ、なんと過半数が「田舎が良い」と回答しました。この傾向は、年齢層によって異なります。特に30代以下の方々は都会の魅力に引かれる傾向が強く、一方40代以上になると田舎の穏やかな生活を望む声が多くなります。
「田舎が良い」という声
- - 「人混みが苦手なので、静かな田舎でのんびり暮らしたい」(40代・女性)
- - 「現在の都会住まいから気分を変えたい」(40代・男性)
- - 「自然豊かな環境が大切だから」(40代・男性)
様々な意見から、田舎の「静かさ」や「自然」が評価されています。現在都会に住んでいる方の多くは、メンタル的なリフレッシュを求めているようです。
「都会が良い」という声
- - 「便利で、人付き合いも過度には必要ない」(20代・男性)
- - 「田舎育ちから都心に憧れる」(20代・女性)
- - 「地下鉄が使える便利さがいい」(30代・男性)
逆に都会によい点を挙げる意見も目立ちます。通勤のストレスはフルリモートで解消されるため、都心での利便性を重視する方もいます。
「どちらとも言えない」という声
- - 「交通の便が良ければどちらもOK」(40代・女性)
- - 「両方に良い面があり選べない」(40代・女性)
- - 「自然が多い場所も、都会の利便性も捨てがたい」(60代・女性)
このように、両者の良さがあると感じる人もおり、今後の選択肢が広がることが予想されます。
フルリモートの条件
次に、フルリモートを行う際の条件についても調査しました。最も多くの人が挙げた条件は「インフラが整っていれば田舎でいい」というもので、実に45.8%が賛同しました。田舎であっても、生活に不便がなければ快適に過ごせるとの意見です。
条件に関する上位の意見
1. インフラが整っていれば田舎でいい(45.8%)
- 人口の少ない田舎が良い。
2. あまりゴミゴミしていなければ都会でいい(28.4%)
- 休日の選択肢が多いと都会が良い。
3. 便利でオシャレな都会がいい(13.6%)
- 都心部での生活に憧れる。
4. 多少不便でも自然豊かな田舎がいい(12.2%)
- 田舎での自然を大事にしたい。
5. 何となく都会がいい(12.0%)
- 便利さを重視する。
まとめ
この調査から、国の状況や個人の価値観が影響していることがわかります。それぞれのライフスタイルに合った居住地を選択することが重要です。田舎も都会も、それぞれ素敵な面があるため、自分の理想とする生活を考えてみるのも良いでしょう。今後もURUHOMEは居住環境に関する調査を実施し、皆さまに新たなニーズや興味をお届けしていきます。