Ayasan Holdings、インドネシアとベトナムへ進出
横浜市に本社を置く株式会社Ayasan Holdingsが、インドネシアとベトナムでの事業展開を強化する方針を発表しました。2027年末までに、両国でそれぞれ約100法人との契約獲得を目指しています。同社はオフィス清掃やホテルの運営支援、学校や大使館向けのサービスを展開し、法人向け事業の確立を図っています。
日本市場から海外展開へ
近年、Ayasanはグループ全体の本社機能を日本国内へ徐々に移行しています。この動きは、日本での事業拡大と経営管理体制の強化を進めつつ、成長の余地が大きい東南アジア市場への投資を加速するためのものです。これまでの累計利用者数は100万人を超え、法人契約も1,000社を超えています。
日本国内では、特に東京や横浜を中心に、外国人居住者や共働き世帯向けの家事代行サービス、ベビーシッターサービスを拡充しています。これにより、品質や業務管理を整えた上で、得られたノウハウを東南アジア各国に展開する考えを持っています。
東南アジアでの競争力
すでにAyasanは、タイのプーケット支社を起点に事業基盤を築いており、バンコク、パタヤ、チェンマイ、さらにはラオスのビエンチャンにもサービスを展開しています。日系企業を中心に、キヤノンやサムスン、在タイ日本国大使館などに法人向けサービスを導入してきた実績があります。
特に注目すべきは、人口規模の大きいインドネシアとベトナムの市場で、これらの国ではオフィス清掃やホテル運営代行、大使館や商業施設向けの法人サービスの需要が高まっています。Ayasanはこれをターゲットにして、さらにサービスを拡充させていく方針です。
福利厚生サービスの強化
新しく導入された福利厚生サービス「Ayasan Biz Plus」も注目されています。このサービスを利用すると、契約企業の従業員は家事代行やベビーシッターなどのサービスを割引価格で受けることができます。企業は自社で人員を雇うことなく、従業員の生活のサポートを福利厚生の一環として提供できるため、人気を集めています。
Ayasan HoldingsのCEOである伊勢康太郎氏は、「東南アジアでは人材獲得競争が激化しており、企業は優秀な人材を確保するための福利厚生の充実が求められる」と述べています。
透明性と信頼性の重視
Ayasanのサービス競争力の一つは価格設定です。競合他社よりも最大20%安い料金水準を目指しつつ、重要視しているのは、提供するサービスの透明性と信頼性です。東南アジアのホームサービス市場では、不透明な料金体系や契約条件が多く見られますが、Ayasanでは契約書や請求書の管理、スタッフの採用やトレーニングを一元化し、質の高いサービスを提供しています。
加えて、同社は多言語でのサポート体制を整えています。現地語のほかに日本語や英語でも対応し、日系企業以外にも幅広い企業のニーズに応えています。
ロボットビジネスへの展望
次なる成長分野として、Ayasanはヒューマノイドロボット関連事業にも着手しています。これにより、清掃業務や介護、ホテル業界でのロボット活用を推進し、各国の運営拠点とネットワークを利用して、ロボット企業の現地進出を支援する計画です。
今後、Ayasanは日本、タイ、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジアの6カ国での事業展開を続け、シンガポール、マレーシア、フィリピンへの進出を見据えています。日本のサービス品質とデジタル技術を活かし、東南アジアのマーケットでの成長を目指しています。
会社概要
| 会社名 | 株式会社Ayasan Holdings |
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| 本社 | 神奈川県横浜市西区浅間町1-4-3 ウィザードビル402 |
| 事業内容 | 家事代行、ハウスクリーニング、ベビーシッター、介護サポート、法人向け清掃サービス、ホテル・レストラン・介護施設向け人材サービス、人材管理SaaS・DXソリューション |
| 展開国 | 日本、タイ、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジア |
| 累計利用者数 | 100万人以上 |
| 法人導入実績 | 1,000社以上 |
| 公式サイト | Ayasan公式サイト |