DATAZORAが新サービス「KIJI MCP」を開始
DATAZORA株式会社は、国内法人データ基盤「KIJI」において、生成AIエージェントが活用できる新たなデータ連携基盤「MCPサーバー」の提供を始めました。これは、営業活動や投資判断、顧客管理に携わる企業にとって大きな革新をもたらします。生成AIを通じて、上場・非上場を問わず国内法人の最新情報を正確に取得できるため、企業活動においての情報精度は確実に向上します。
この取り組みの背景には、生成AIの推論コストが低下しているという技術の進化があります。これにより、多くの企業がAI関連技術を業務に取り入れるハードルが下がっています。しかし、参照すべき企業情報は依然として多岐にわたり、情報のバラつきや更新の把握が難しい問題を抱えています。たとえば、企業サイト、決算資料、行政データベースなど、必要な情報が複数の場所に分散しており、最新の情報がAIの回答に反映されにくいのです。
DATAZORAは、こうした課題解決を目指し、「KIJI」の開発を進めてきました。「KIJI」の特徴としては、まず400万社以上の企業情報を網羅し、法人番号を付与した状態で提供している点が挙げられます。さらに、企業自身が開示する一次情報を継続的に収集、構造化しており、招聘情報の収集・管理も行っています。
特に重要なのは、業種別データセットの整備です。業種に基づく分析や情報の絞り込みが可能となり、企業の行動データも継続的に検知されるため、営業・調査の現場において「次にアプローチすべき企業」を特定するための材料を提供します。
新たに導入されたMCPサーバーにより、AIエージェントは企業基本情報や開示資料、求人データ、企業サイトの非構造化データに直接アクセスできるようになりました。これにより、営業リストの作成や提案文書の自動生成が可能となり、顧客管理システムへのシグナル配信も行えるようになります。
このような新サービスは2026年6月から利用が可能となっており、企業からの問い合わせやデモ依頼にも積極的に応じています。また、データはAPIやWeb UIを通じて提供され、SalesforceやSnowflakeなど既存の環境とも連携が可能です。
利用シーンの紹介
DATAZORAの新サービスは法人営業から投資リサーチ、顧客管理システムとのデータ連携まで、幅広い業務に活用されています。営業リストのエクスポートも簡単に行え、行動シグナルをもとにアプローチしたい企業を特定することができます。さらに、企業の経営体制や採用動向などの情報を定期的に把握することができ、いわば「リアルタイムなビジネスインテリジェンス」が提供されます。これにより、より取引成功の確率を高めることが期待されています。
会社概要
DATAZORA株式会社は2020年に設立され、東京都港区本社に置かれています。同社の代表取締役社長はザンザリアン アラム氏で、自社の提供するサービスを通じて、企業が新しいビジネスチャンスを掴む手助けをしています。
この新たなデータ連携技術によって、企業はますます競争力を増していくことでしょう。今後の展開から目が離せません。