スタディポケット、新たな経営体制への移行
スタディポケット株式会社が、2025年9月末に開催される定時株主総会において新しい経営体制への移行を承認されたことを発表しました。これにより、同社は複数代表制を導入することになり、教育現場における生成AI技術の活用をさらに加速させる狙いがあります。
新たな経営体制の背景
生成AIを活用した教育ソフトウェアの開発を行うスタディポケット。近年、AI市場は急速に進化しており、教育現場にもその恩恵が広がっています。ただし、AIの進化に伴い経営や事業推進のスピードが求められる一方で、効果的なプロダクト開発に集中できる企業体制が必要不可欠です。この背景からスタディポケットは、鶴田浩之氏が代表取締役CPO(Chief Product Officer)に就任し、山地瞭氏が新たに代表取締役CEO(Chief Executive Officer)に就任することを決定しました。
新体制の特長
新しい体制では、鶴田氏が教育における生成AI技術の実装に注力し、実際に現場でのニーズに答えるプロダクトの開発を進めます。一方、山地氏は事業の成長と経営基盤の強化を責任もって担い、組織全体を統括していく役割を果たします。
この新体制により、スタディポケットは「変化に迅速に応じる経営」と「教育界に寄り添ったプロダクト開発」を両立し、次の成長段階へと進むことを目指します。
リーダーからのメッセージ
新代表取締役CPOに就任した鶴田浩之は、「私は引き続き山地と協力していく立場で、生成AIを活用した教育イノベーションの使命を果たしていきます。教育現場のニーズに応える製品を作り続けることが私の目標です」と語ります。
新CEOに就任した山地瞭も、教育の未来に関わる使命の重要性を強調し、「教育関係者の皆様と共に、現場の声をしっかりと反映させながら進化を続けていきます。この新たな体制の下、組織の総力を結集させ、教育の未来を共に創造していきます」と決意を述べています。
会社概要と今後の展望
スタディポケットは2019年7月に設立され、教育ソフトウェアの発展に寄与してきました。今後も文部科学省や経済産業省など政府機関とも連携し、教育イノベーションを推進していきます。
創業からの歩みを大切にしつつ、急成長するAI技術を効果的に活用した教育プラットフォームの構築を進めることで、さらなる成長を遂げるでしょう。
公式サイトでは、最新の取り組みやサービスの詳細を公開しており、これからの展開に期待が寄せられています。 公式サイト:
スタディポケット公式サイト