環境に優しい農業を支える「NINJAマルチ」シリーズ
株式会社オーミヤが6月25日から新しい穴あき生分解性マルチシート「NINJAマルチ」シリーズを販売開始します。この新シリーズは、玉ねぎやにんにく、とうもろこしの栽培に特化した4つのモデルが揃っており、農業従事者や家庭菜園愛好者にとって大きな助けとなるでしょう。
穴あき「NINJAマルチ」の特長
「NINJAマルチ」は、2023年から販売が始まった生分解性プラスチック製の農業用マルチシートです。今回の新製品は、植え付け作業を効率化するための穴あきデザインを採用しており、作業の省力化に貢献します。また、従来のマルチシートの課題であった回収や廃棄の手間を省き、環境への負荷を軽減します。使用される生分解性プラスチック(PBATやPLA)は、微生物によって分解され、最終的に水と二酸化炭素に還元されます。
新しいラインナップ
1. 5つ穴・平行配置タイプ(穴径:45mm)
- - 対象作物: 玉ねぎ、にんにく、にらなど密植が可能
- - モデルケース: 200mと10mの2サイズ
- AMS95BK200-1545(長さ200m)
- AMS95BK10-1545(長さ10m)
2. 2つ穴・千鳥配置タイプ(穴径:60mm)
- - 対象作物: とうもろこし、ブロッコリー、葉物野菜など株間が広い作物に最適
- - モデルケース: 200mと10mの2サイズ
- AMS95BK200-3060(長さ200m)
- AMS95BK10-3060(長さ10m)
業界初の10mモデル
家庭菜園や試験栽培を希望するユーザーに最適な10mのパッケージも登場。穴あき生分解性マルチでは業界初の取り組みです。これにより、環境意識が高い生産者や家庭菜園愛好家が気軽に試すことができるようになりました。親子で野菜を育てながら環境問題について学ぶ教材としても活用されることが期待されます。
「NINJAマルチ」の利点
「NINJAマルチ」は、土壌に還るマルチシートで、収穫後の回収や廃棄の必要がありません。そのため、農業法人や家庭菜園における作業時間や廃棄コストを大幅に削減できるのです。さらに、マルチシートには子どもに人気のキャラクター「ニンジャ君」が描かれ、農業を楽しく持続可能にするためのアピールポイントともなっています。
生分解性プラスチックの環境貢献
生分解性プラスチックは、自然環境への負荷が少なく、微生物によって分解される特性を持っています。最近では、食品容器やストローなどにも採用され、持続可能な社会を支える重要な素材となっています。
新商品情報
10mタイプ
- - 【型番】AMS95BK10-1545 / AMS95BK10-3060
- - 【商品名】穴あきNINJAマルチ10m951545 / 穴あきNINJAマルチ10m923060
- - 【価格】2,150円(税込、参考価格)
- - 【サイズ】幅95cm×長さ10m×厚み0.014mm(約181g)
200mタイプ
- - 【型番】AMS95BK200-1545 / AMS95BK200-3060
- - 【商品名】穴あきNINJAマルチ200m951545 / 穴あきNINJAマルチ200m923060
- - 【価格】9,000円(税込、参考価格)
- - 【サイズ】幅95cm×長さ200m×厚み0.014mm(約3.9kg)
この新しい「NINJAマルチ」シリーズは、環境に優しい農業の推進に貢献しつつ、作業効率を向上させる革新的な選択肢です。今後の農業の未来に寄与することを期待しています。