ジェンダー平等の未来を築くための一歩 - オイテルの取り組み
2025年3月8日、オイテル株式会社は国際女性デーに向けて「ジェンダーギャップ」をテーマにした重要なアンケートを実施し、その結果を発表しました。この日は、女性の地位向上やジェンダー平等を促進する意味で国連によって正式に設定された日であり、社会における固定的な性別役割の再考を促す重要な機会です。
オイテルでは、全国の商業施設や公共施設、オフィスなどにおける女性用トイレに生理用ナプキンを常備・無料提供する活動を通じ、女性が抱えるさまざまな課題に取り組んでいます。特に、生理に伴う不都合やその理解不足が、平等な社会の実現を妨げていることに着目しています。
アンケート結果の概要
今回の調査では、OiTrのユーザーを中心に合計9,408件の有効回答が得られました。調査は主に四つの質問から構成されています。
1. 国際女性デーの認知度
最初の質問では、国際女性デーを知っているか尋ねました。全国的に認知度が低く、年代を問わず約30%の人々しかこの日を知っていると回答していませんでした。この結果は、国際女性デーの意義や趣旨を広める必要性を示しています。
2. 性別による不利益の感覚
次に、性別によって不利に感じているかを尋ねたところ、44.2%の回答者が「ある」と答えました。具体的な声としては、生理痛による仕事や学校でのパフォーマンスに支障をきたす意見が多く、女性が日常的に抱える苦悩への理解が必要だという声が目立ちました。
3. ジェンダーギャップに関する動きの実感
次の質問では、社会の中でのジェンダーギャップ解消に向けた動きを実感しているか尋ねました。この問いに対しては73.1%が「ない」と答えましたが、「ある」とした回答者からは、学校やメディアでのLGBTQ+に関する話題が増えたことや、男女平等の呼称が浸透してきたとの声も寄せられました。
4. ジェンダーギャップや生理に関する悩み
最後に、ジェンダーギャップや生理に関する悩みを尋ねたところ、周囲からの理解不足や生理休暇取得の難しさが指摘されました。生理に伴う体調不良や、家庭や職場における負担感が浮かび上がりました。
OiTrの具体的な取り組み
オイテル株式会社は、単に生理用品を提供するだけでなく、これを通じてジェンダーに関わるさまざまな社会的課題に対処することを目指しています。生理用ナプキンはまさに女性にとって必需品でありながら、必要な場所に届かない現状を変えようとしています。今後もアンケート結果を基に、多くの方にこの重要な課題を知ってもらうことが、オイテルが目指す将来のための一歩になると信じています。
私たちは「トイレットペーパーと同じように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現を目指し、一人ひとりの健康問題を解決するための活動を継続していく所存です。日常的な問題に対する理解を深め、制度の整備を進めることで、全ての人に優しい社会が築けることを願っています。
お問い合わせ
オイテルの取り組みやお問い合わせは、公式サイト(
オイテル)にて確認できます。生理用ナプキンの提供や広告メディア「OiTr ads (オイテル・アズ)」への広告出稿についての相談も受け付けています。
私たちは、目指す未来のために一歩ずつ進み続けます。