2025年バーチャルフォーラム
2025-04-02 12:03:21

2025年のバーチャルスポーツフォーラムが新たな潮流を示す

2025年バーチャルスポーツフォーラムの開催



独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が主催する「バーチャルスポーツフォーラム2025」が、2025年3月26日に行われました。このフォーラムは、急成長を遂げるeスポーツとバーチャルスポーツに関連する最新情報の共有を目的としており、国内外の関係者が一堂に会しました。

フォーラムの背景



2024年のIOC総会で承認された「オリンピックEスポーツゲームズ」の創設により、eスポーツ分野はますます重要性を増しています。この大会は2027年にサウジアラビアで開催されることで決定しています。バーチャルスポーツフォーラムは、このような国際的な動向を踏まえ、JSCとワールドローイングの共催で行われました。

来場者はスポーツ団体や企業、eスポーツ関連団体からの代表者など、計110名以上が参加。IOC委員や駐日サウジアラビア王国大使なども出席し、国際的なスポーツの潮流に関する議論が行われました。

セッション概要



開会挨拶


フォーラムは、スポーツ庁長官・室伏広治氏の挨拶からスタート。彼はバーチャルスポーツが年齢や体力、障害に関係なく誰もが参加できる新しいスポーツの形だと強調しました。また、eスポーツ選手の国際競技力向上に向けた支援の取り組みも言及されました。

JSC研究調査報告


フォーラムの初めには、JSC HPSCの副主任研究員・坂田博史氏が登壇。彼は、全球のバーチャルスポーツのトレンドや日本のeスポーツ連合との協力状況を発表しました。

IOC基調講演


次に、IOCのスポーツディレクター・キット・マッコーネル氏がオンラインでスピーチしました。彼は、最新のeスポーツ推進がどうライフパフォーマンスを改善するかに注目していると述べ、「新たな取り組みが若者を引きつけ、社会にポジティブな影響を与える力を持つ」と期待を寄せました。

イベントの展示


フォーラムのホワイエでは、バーチャルローイングやeBASEBALL™関連の展示が行われました。来場者はeスポーツやバーチャルスポーツを体験することで、実際の競技との違いや新たな楽しさを体感しました。

具体的な取り組みの紹介


各種セッションにおいて、具体的な取り組みが紹介されました。
  • - フィジカルスポーツゲーム:ワールドローイングがオンラインでローイングを楽しむ「バーチャルローイング」を紹介。リアルな体験談も交え、スポーツの新たな可能性を提示。
  • - シミュレーションスポーツゲーム:WBSCが、コナミとの連携で「eBASEBALL™ パワフルプロ野球」を取り上げ、その成長戦略や国内外大会の取り組みについて説明。
  • - 従来のeスポーツゲーム:カプコンの田渕氏が「ストリートファイター6」の国際的な大会シーンと、今後の展開について述べました。

今後の展望


日本スポーツ振興センターの芦立理事長は、eスポーツが持つ可能性を認識し、2026年のアジア競技大会や2027年のオリンピックEスポーツゲームズに向けた戦略の一環として、引き続き研究と支援を行っていくと表明しました。

終わりに


このフォーラムは、専門家同士のネットワーキングの場としても評価され、eスポーツの未来や日本の更なる発展に向けた期待感が高まりました。今後のフォーラムの開催や、バーチャルスポーツの進化に注目が集まります。


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会社情報

会社名
独立行政法人日本スポーツ振興センター
住所
東京都新宿区霞ヶ丘町4₋1
電話番号
03-5410-9124

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