赤ちゃんを守るシンポジウム
2024-09-03 14:40:32

防災シンポジウム『赤ちゃんとママを守る避難所づくり』9月28日開催

2024年9月28日、跡見学園女子大学の文京キャンパスで「赤ちゃんとママを守る避難所づくり」をテーマにした防災シンポジウムが開催され、今後の避難所における妊婦と乳児のケアについて議論されます。このシンポジウムは、母子が安心して過ごせる避難所の実現を目指しており、参加者たちが意見を交換するワークショップと専門家によるシンポジウムの二部構成です。託児所と授乳スペースも完備され、乳児を連れたお母さんも参加しやすい環境が整えられています。

東京・文京区に位置する跡見学園女子大学は、2012年から地域防災計画に妊婦や乳児が避難する「妊産婦・乳児救護所」を設けることを明記しています。この取り組みは全国でも珍しく、本学はその先駆けとして文京区との間に「災害時における母子救護所の提供に関する協定」を結びました。これは、自然災害が発生した際に妊婦や乳児、その母親を受け入れ、避難生活のサポートや健康相談を提供する指定施設としての役割を果たしています。

近年発生した地震の数々から、南海トラフ地震への懸念が高まる中、シンポジウムでは妊産婦や乳児に特化した防災対策の必要性が強調されます。特に、災害時に避難所でどのような危険があるのか、またどのような備えが必要かを考え、意見を交わす貴重な場になることが期待されています。

シンポジウムの詳細


  • - 日時: 2024年9月28日(土) 13:00~16:30
  • - 場所: 跡見学園女子大学 文京キャンパス
  • - 対象: 妊婦や乳児連れの家庭をはじめ、一般の方も参加可能です。

プログラム

第1部 ワークショップ (13:00~14:40) では、能登半島地震での乳児とその家族の体験談を通じて、災害時の危険や困難を共有します。参加者はグループに分かれて意見を出し合い、避難時にどのような対応策が求められるのかを考えます。

第2部 シンポジウム (15:00~16:30) では、妊産婦・乳児救護所の役割や、避難所の在り方について、文京区の専門家や大学教授らが見解を話します。これにより、参加者は防災に関する知識を深めることができるでしょう。

さらに、会場には実際に使用される備蓄物資の展示や、妊婦体験ジャケットを用意し、参加者が災害時の大変さを体感できる特別な体験も行います。これにより、妊産婦や乳児にとっての避難所の重要性を改めて認識する機会が提供されます。

参加申込は9月23日まで受付ており、託児サービスも先着順で受け付けています。防災を考える貴重な機会をお見逃しなく!


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