東京・神楽坂の新しい食の拠点「日本料理 一凛」
2023年、東京・神楽坂に新しくオープンした「日本料理 一凛」が注目を集めています。年々進化する日本の食文化と地域食材を取り入れ、顧客に新たな体験を提供するための料理屋として、地元の人々や観光客に幅広く愛されることを目指しています。
店の歴史と新たな挑戦
「日本料理 一凛」は2002年に東京・神宮前にて創業したお店です。同店のシェフ、橋本幹造さんは、シンプルながらも季節感が感じられる料理で多くの支持を奏でてきました。しかし、2020年の新型コロナウイルスの影響により、一時的に営業を終了。橋本さんはこの期間を通じて、料理人としての役割や、料理屋の存在意義について再考し、より地域に密着した形で日本食の魅力を伝えるために再起を決意しました。
地域食材を活かした活動
新しい「日本料理 一凛」では、地域食材を活用した食品加工を行う「日本の食研究所」との連携も強化しています。店主の橋本さんをはじめ、五ツ星お米マイスターの小野寺理騎さんや地域のシェフたちとのコラボレーションを通じて、地域食材の魅力を発掘し、発信する活動が行われています。
今後は神楽坂の店舗を拠点に、生産者参加型のイベントやオンライン料理教室も予定しており、単なる飲食店の枠を超えた多様な取り組みが期待されます。
橋本幹造の経歴
橋本さんは18歳から料理の道に進み、京都と東京の名店で技術を磨きました。2007年には「日本料理 一凛」を開店し、2009年にはミシュラン一つ星、2012年にはふたつ星を獲得するなど、その評価は確固たるものとなっています。2022年7月には神楽坂に新たに店舗を構え、引き続き多彩なメディア出演やイベントにも参加しています。彼が提供するのは、美味しい料理だけでなく、それを支える文化や伝統も同時に体験できる空間です。
店舗情報と今後の展望
「日本料理 一凛」では、おまかせコースが22,000円から提供され、秋からはアラカルトメニューも追加される予定です。店舗の席数はカウンター8席とテーブル10席であり、完全予約制となっています。
- - 住所: 東京都新宿区袋町3番地4 クレール神楽坂14 3階
- - 電話番号: 03-6265-0554(予約は電話、メール、LINEでも可)
- - 定休日: 日曜日・祝日
また、「日本の食研究所」では、地域の魅力的な食材や郷土料理を再発見し、情報発信や商品開発を行っています。今後の活動においても、地域と連携しながら食文化を育む重要な役割を果たしていくことでしょう。
「日本料理 一凛」を訪れて、食文化を再再認識し、新たな発見をしてみませんか?