新マネキン登場!
2023-12-08 13:00:06

環境を考えた新しい形のマネキン『Kami tocasi』が登場!

環境に優しいマネキン『Kami tocasi』の新製品が登場!



株式会社彩ユニオンは、サステナブルな空間デザインを手掛ける企業として知られ、京都にその本社を置いています。設立90周年を迎えた同社は、環境に配慮した製品開発を進めており、その一環として紙製マネキン「Kami tocasi(カミ トカシ)」の新モデルを発表しました。2023年7月に発売したマネキンに続き、トルソーやキッズサイズのマネキン、さらには多様なディスプレイパーツも新たにラインアップに加わります。これらは、2023年12月に開催される展示会「2023 Saiunion Exhibition」でお披露目される予定です。

新製品についての概要



新たに加わる製品には、腕と脚を持たないトルソー、キッズサイズのマネキン、そして靴やソックスを魅力的に演出する足形ディスプレイツールなどが含まれます。特に新しいトルソーは、環境に最適化された設計となっており、クリエイティブな表現手段として注目を集めています。トルソーは軽量で持ち運びがしやすく、吊り下げディスプレイにも対応可能。さらに、トルソーの頭部は容易に着脱できるため、用途に応じた使い方ができるのが特徴です。また、足形ディスプレイツールにはマグネットが取り付けられており、吊り下げや自立させた演出が可能です。

Kami tocasi開発の背景



「Kami」シリーズに含まれる『Kami tocasi』は、環境への影響を最小限に抑えるために開発されました。ファッション業界では一般的に使用されているFRP製マネキンは、環境負荷が高く廃棄時にリサイクルが難しいという問題があります。この課題に対し、石油由来の素材を使用しない製品を目指して開発されたのが『Kami』シリーズです。プロジェクトの発端は、1933年に創業した際の和装マネキンの技術を再考し、和の文化を生かしつつ現代の技術で進化させることにありました。これにより、廃棄時には土に還れるマネキンを実現しました。

環境への取り組み



彩ユニオンは、持続可能な社会を目指し、店舗やディスプレイのデザインを通じて環境保護に貢献します。紙製マネキンの他にも、再利用した木製パレットを用いた什器や地場産業を活用した製品の開発を進めています。また、地域の植樹活動にも参加し、オフィス環境の改善を進めることで日常の業務からもサステナブルな取り組みを行っています。これらの情報は、公式のサステナビリティページで随時更新されています。

展示会情報



「2023 Saiunion Exhibition」は、12月13日と14日の2日間、東京・浜松町の東京都立産業貿易センターで開催されます。サステナブルなマネキンの新たな形を体験する良い機会となっており、環境意識の高いクリエイターやファッションブランドの方々にとって興味深い内容となることでしょう。参加には予約が必要なので、ぜひ事前に登録をお忘れなく!

このように、彩ユニオンの新たな試み『Kami tocasi』は、サステナビリティを意識したファッション業界の新しい在り方を提示しています。今後の展開にもご期待ください。

会社情報

会社名
株式会社 彩ユニオン
住所
京都市中京区七観音町630 読売京都ビル10階
電話番号
03-3769-8101

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