ペリー提督直系子孫による黒船ビールがいよいよ日本上陸！

黒船ビールが日本に到来！

1853年6月3日、歴史的な瞬間としてペリー提督が率いる黒船艦隊が浦賀に来航しました。それから150年を経たこの日、ペリーの子孫であるドリュー・ペリー氏が手がけた黒ビール「THE COMMODORE AND THE KITSUNE」が日本で発売されることが発表されました。このビールは、両国の歴史的な交流を象徴する特別な一杯です。

コラボレーションの背景

今回のビール企画は、アメリカのニュージャージー州に所在するDouble Nickel Brewingと愛媛県のDD4D BREWINGがタッグを組んで実現しました。特に、DD4D BREWINGの醸造長であるマイケル・ダナヒュー氏と、ドリュー・ペリー氏の古い友情がこのプロジェクトを後押ししました。このビールは、2019年に設立されたDD4D BREWINGが初めての国際的なコラボプロジェクトとして期待されています。

ビールの詳細

「THE COMMODORE AND THE KITSUNE」は、ドライインペリアルスタウトスタイルで、アルコール度数は11%、IBU（国際苦み単位）は50です。このビールは杉で熟成され、ロースト香と杉の香りの絶妙なバランスが特徴です。飲み口はシルキーで、藻塩のアクセントが甘さを引き出しており、強い苦みがありながらも驚くほど飲みやすい仕上がりとなっています。

さらに、プルーンやブランデーを思わせる複雑な余韻が楽しめるため、味わい深い一杯としても評価されています。長期熟成による変化も楽しめるため、今後の展開に注目が集まります。

発売日とパッケージについて

この特別な黒船ビールは、2021年6月3日より全国の飲食店、クラフトビール専門店、そして通販サイトで販売が開始されます。パッケージは473ml瓶と20L樽の2種類が用意され、この日が1853年の歴史的な出来事とリンクしている点にも意義があります。

DD4D BREWINGとDOUBLE NICKEL BREWINGについて

DD4D BREWINGは、愛媛県松山市にあるクラフトビール醸造所で、小規模ながら多様なビールを展開し続けています。1998年からアパレルセレクトショップを運営しながら、2019年にビール造りを本格化しました。新工場の設立も控えており、今後の成長が期待されます。

一方、Double Nickel Brewingは、ニュージャージー州に根付くクラフトビール醸造所であり、ペリーの子孫であるドリュー・ペリー氏が中心となってビール造りを行っています。

日本での販売にあたっての輸入・販売協力はファイブ・グッド株式会社が担当しており、通販サイトでも購入が可能となっています。