愛知・名古屋から生まれるスポーツビジネスの熱
2026年に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会に向けて、スポーツビジネスにおける地域の可能性や魅力が議論されるイベントが、ナゴヤイノベーターズガレージにて開催されました。このイベントは、一般社団法人愛知eスポーツ連合が中心となり、名古屋・東海スポBizカレッジ『ガチスポ』のキックオフイベントおよび第39回愛知・名古屋eスポーツ研究会として行われ、多くの関係者が集まりました。
イベントの概要
2025年6月9日に行われたこのイベントでは、愛知・名古屋のスポーツビジネスに携わるプロフェッショナルたちが登壇し、次世代のスポーツ人材を育てるための熱いメッセージを送ってくださいました。登壇者には、静岡ブルーレヴズ株式会社の代表取締役社長、山谷拓志氏、(公財)愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の今枝慎一氏など、業界の第一線で活躍する方々が揃いました。
開会挨拶とスポーツビジネスの未来
イベントの開会に先立ち、代表の片桐正大氏からも挨拶がありました。片桐氏は、自身がスポーツビジネスの世界で学んできた経験を振り返りつつ、ガチスポの存在意義や今後のビジネス展望についても触れました。「この地域に多くの人が熱くなれる・感動できるものを持っていくのか」という言葉が印象的で、参加者に強いメッセージが伝わりました。
講演内容
講演①:山谷拓志氏
続いて登壇した山谷拓志氏は、「名古屋のスポーツビジネスの可能性は無限大」と題して、彼自身の経歴やアメリカのスポーツビジネスの事例を交えながら詳細に解説しました。日本とアメリカのスポーツビジネスの違いを明らかにし、今後の発展に期待が高まる内容でした。
講演②:今枝慎一氏
今枝慎一氏は、2026年第20回アジア競技大会に関する最新の取り組みとして、eスポーツを中心に講演を行いました。特に、eスポーツの重要性が増す中で、どのように地域全体が盛り上がるかという視点から、その可能性について話しました。今枝氏の講演は、今後の大会に向けた期待感を一層高める内容でした。
参加者からのメッセージ
イベントは、登壇者の力強いメッセージだけでなく、参加者による意見交換の場でもありました。ガチスポの運営代表である村上快星氏は、自身の受講生としての経験も踏まえ、「自分と共に学ぶ仲間になってほしい」と呼びかけました。また、OGの鈴木彩世さんからは、「したい人、1000人。始める人、100人。続ける人、1人。」という名言が紹介され、参加学生たちの心に強く響きました。
今後の展望
愛知eスポーツ連合は、愛知・名古屋の地域振興を目的にeスポーツを牽引するため、今後も様々な取り組みを行う予定です。特に、アジア競技大会を機に、地域のスポーツ文化の発展と経済の活性化を狙っています。これからもスポーツビジネスにおいて進化を続ける愛知・名古屋に乞うご期待です。