広島県三原市における留学生向け防災イベント
2026年1月22日、広島県三原市でビレッジハウス・マネジメントが主催した防災イベントが行われました。このイベントには、三原国際外語学院に在籍する留学生111人が参加し、地域の消防士や防災士とともに日本特有の災害リスクとその対策について学びました。
イベントの背景と目的
ビレッジハウスは、三原市が推進する「びんご圏域多文化共生推進ビジョン」に賛同し、地域の防災力を高めるために官民学が連携する防災共創プロジェクトの一環としてこのイベントを実施しました。参加者は、日本の災害特性や日頃の備えの重要性について理解し、災害時における助け合いの精神を育むことを目的としています。
プログラム内容
イベントは、三原市の出前講座を利用し、地域の防災士と三原消防署の協力を得て実施されました。講義では、防災グッズや非常食について説明があり、実技演習では4つのグループに分かれ、実践的なトレーニングを体験しました。
実技内容
参加者は、訓練用消火器を使った初期消火体験や心肺蘇生法の訓練を受けました。特に、心臓マッサージやAEDの使用については多くの留学生が興味を持ち、自分の命を守るだけでなく、他者を助ける力を身につけることを意識していました。さらに、避難所で役立つ段ボールベッドの制作やVR技術を使用したリアルな災害体験も行われました。
参加者の声
参加した留学生たちは、イベントを通じて多くのことを学び、自分たちの経験を生かしていきたいという強い意向を示しました。「シンガポール出身ですが、災害への備えの重要性を実感しました。今後、自分ができる備えを続けていきたいです」といった感想が寄せられました。
多文化共生と防災への取り組み
三原国際外語学院の校長、本庄氏も「留学生たちが防災に対する理解を深め、自信を持てたことを嬉しく思います」と今回のイベントの成功を評価しました。ビレッジハウスは、外国人入居者が安心して生活できる環境作りを目指し、今後も全国各地で防災イベントを開催する計画です。
ビレッジハウスの取り組み
ビレッジハウスでは、2022年より毎年、外国人入居者向けに防災イベントを開催しており、今回の三原市での開催は新たな試みです。イベントでは日本の災害情報に基づいた実践的な内容が含まれており、参加者が実際に防災のスキルを身につける貴重な機会を提供しています。さらに、防災に関する知識だけでなく、地域ごとのゴミ出しのルールなど、生活に必要な情報も学べる機会を提供していく予定です。
ビレッジハウス・マネジメントは、アフォーダブル住宅の供給を通じて、誰もが安心して住み続けられる環境の実現を目指しており、外国人住民が地域社会の一員として活躍できることを重視しています。今後も入居者の多文化共生を促進し、安全で安心な生活のサポートを続けていきます。
まとめ
広島県での今回の防災イベントは、留学生にとって貴重な学びの場となり、多文化共生の一翼を担う重要な取り組みとして評価されています。今後もこのような活動が全国へ広がり、地域社会全体の防災意識が高まることが期待されています。