東京都庁の展望室に、分身ロボットOriHimeが新たな働き方の重要な役割を果たすためのプロジェクトが始まります。重度障害を持つ方々に、観光案内などの仕事を通じて、より豊かな就労体験を提供することを目指すこの取り組みは、オリィ研究所が受託しました。|
募集情報と背景
このプロジェクトの一環として、東京都内に在住または都内の医療施設に入院している、重度障害のある方を対象にOriHimeの操縦者を募集しています。参加者は、都庁舎展望室や都内のイベント会場で、お客様に観光案内をするなどの業務に従事する予定です。この募集は、2024年10月から2025年3月までの期間に行われ、勤務は平日の午後1時から5時までの4時間となります。|
応募条件
応募にはいくつかの条件があります。対象となるのは、18歳以上の重度障害を持つ方々で、一般的な就労への意欲がある方です。また、他者との円滑なコミュニケーションが期待でき、自身の障害を受け入れ、正確に説明できることが求められます。さらに、PCやスマートフォンを使えることも条件に含まれています。|
申込の流れ
興味のある方は、2024年9月30日までに応募してください。応募方法は、指定のGoogleフォームからの登録となります。応募者の希望や状況を踏まえた選考が行われ、申込書およびリモート面接による選考プロセスがあります。|
期待される成果
このプロジェクトは、重度障害者の新たな働き方を提案するだけでなく、障害者雇用の可能性を広げる重要な取り組みです。導入された分身ロボットのOriHimeは、参加者が東京の観光名所を案内する際に使用され、ゆえに観光体験の質も向上します。また、この取り組みが地域全体の障害者雇用のモデルケースとなることが期待されています。|
結び
分身ロボットは未来の働き方の一つとして注目されています。このプロジェクトを通じて、技術と人間の協力によって可能性を広げる新たな時代の働き方が実現されることを心から期待しています。重度障害を持つ皆さんが、OriHimeを通じて自らの役割を発揮できる機会が増えることを願っています。ぜひ、この素晴らしいチャンスをお見逃しなく!