日本海軍艦艇ファン必見の新刊!
日本海軍についての深い理解を求める方々に朗報です。株式会社ワン・パブリッシングから、艦艇および兵器・戦史研究家として名高い大塚好古氏の著書『日本海軍艦艇論』が8月1日に発売されます。本書は、日本の艦艇に関する貴重な情報をまとめたもので、艦艇ファンだけでなく、海軍の歴史に興味がある入門者にも最適な内容となっています。
本書の特徴
この著作は、雑誌「歴史群像」に著者が寄稿してきた原稿をもとに、新たに書き下ろした原稿を加えた、まさに“決定版”です。艦艇の種類を分け、各艦の重要性やその運用方法を詳述しています。内容は以下の二部構成からなるため、大海軍戦略を理解するうえで非常に役立ちます。
艦種別の通史
第1章では、戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦といった艦種ごとの発展を追っています。この艦種別通史では、各艦がいかにして発展し、太平洋戦争の終息に至ったのかが明確に説明されています。第二次世界大戦における海戦環境の変化や軍事技術の進化を理解するうえで、非常に重要な視点が提供されています。
著名艦ごとの型別分析
第2章では、具体的な艦の運用や、その設計意図に注目しています。著名な戦艦『大和』や『金剛』、空母『赤城』や『加賀』、さらに妙高型重巡洋艦に焦点を当て、それぞれの艦がどのようなニーズから創造されたのかが緻密に描かれています。このような艦別分析を通じて、各艦の歴史的重要性と、当時の戦略的な意図を理解することができるでしょう。
特別記事「日本海軍 戦艦運用マニュアル」
さらに、特別記事として「日本海軍 戦艦運用マニュアル」が収録されています。これは、アメリカ海軍との艦隊決戦において、日本海軍がどのように戦艦を配置し、運用しようと考えていたのかに特化して説明されています。艦隊を効果的に活用するための戦術や、主砲の射撃手順、さらには観測機の運用方法について具体的なアプローチが示されています。
豊富な図版と資料
本書では、本文の理解を助けるために合計290点もの図版が収録されています。これには、日本海軍艦艇の写真165点、艦型図70点、地図や表45点が含まれています。ビジュアル資料が豊富であるため、視覚的に情報を掴むことも可能です。
また、「平賀譲~頑固一徹な『軍艦設計の神様』」や「加賀の搭載機の変遷」などのミニコラムも合わせて掲載されており、読みごたえがある内容が詰まっています。
決定版の一冊を手に入れよう
日本海軍の艦艇についての理解を深めたいすべての方に捧げるこの書籍は、現代における海軍に関心がある人々にも、必読と言えるでしょう。
本書『日本海軍艦艇論』は、2024年8月1日に発売とのこと。定価は3080円(税込)で、電子版も利用可能です。
購入は、以下のリンクから行えます。具体的な情報はワン・パブリッシングの公式ウェブサイトでも確認できます。
日本海軍艦艇に興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください!