日綜産業、新たに掲げるサステナビリティの基準
日綜産業株式会社(以下、日綜産業)は、2025年8月1日という未来を見据えた中長期的な目標とサステナビリティに関する方針「NISSO NEW STANDARDS」を策定し、自社のウェブサイトに公開しました。この新しい方針は、創業57年の歴史の中で養われてきた「支える」技術と精神を未来へと活かし、持続可能な社会の構築にコミットするものです。
ESGの3つの柱
日綜産業は環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の3つの要素に基づき、具体的な取り組みを展開します。これにより、同社はより良い未来の実現に寄与することを目指しています。以下に、各分野における活動内容を紹介します。
1. 環境: サステナブルな製品開発
環境への配慮は、日綜産業の基本的な価値観に根ざしています。水質保全や大気汚染防止、法面保全、森林伐採の最小化を目指し、特に法面向けの製品「マルチアングル工法」を通じて環境保全の啓蒙活動を行っています。
二酸化炭素の排出量を可視化し、それを削減するための具体的な取組を進めています。電力においては、名義買いを導入し、排出ゼロを目指します。
日綜産業は、自社製品のリユース率とリサイクル素材の利用割合を定量的に追跡・改善し、循環型社会の実現を目指します。
2. 社会: インフラの保全と文化振興
インフラの長寿命化を実現するため、日綜産業はメンテナンス用の足場を通じて役立つ技術を提供しています。
大型イベントやスポーツ大会の支援、地域密着型のプロジェクトにも参加し、地域社会の活性化に貢献します。
3. 企業統治: 多様性と働きやすい環境の整備
日綜産業は、えるぼし認定を取得し、女性管理職を増やし、多様性と公平性を重視しています。
健康経営優良法人の認定取得を目指し、育児支援制度やワークライフバランスを充実させていく方針です。これにより、社員が安心して働ける環境を整えます。
生成AIやCRM、ウェアラブルカメラなどを導入し、業務の効率化と社員の働きがいの向上を図っています。
本質的なサステナビリティへのコミットメント
日綜産業が開発した「NISSO NEW STANDARDS」は、ただのスローガンではありません。これは、実際に現場で実践されるべき原則であり、命を守ることが求められる現場において重要な役割を果たすことを目指します。
「足元を支える会社」として、日綜産業は未来を見据え、一歩一歩着実に前進しています。それぞれの行動が、一つの大きな流れを形作り、より持続可能な社会を築いていくのです。
日綜産業株式会社について
日綜産業は1968年に創業し、仮設機材の設計や開発から販売、レンタルまで、幅広く手がけるメーカーです。「建設労働災害の撲滅」を理念に活動しており、創業以来、続けている「死亡災害ゼロ」の達成を目指しています。社会のインフラや災害復旧、イベント構造物など、多岐にわたる現場で「支える技術」を提供し続けています。
最新情報や詳細は弊社の公式サイトで確認できます。
日綜産業公式サイト
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