大和証券のデジタル革新を支えるAIワークショップ
株式会社ヘッドウォータースが運営を支援したハンズオンワークショップが、株式会社大和証券グループ本社で開催されました。このワークショップは、Microsoft社の最新のAI開発環境「Copilot Studio」を使用し、社員のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的としています。
ワークショップの背景と目的
大和証券グループ本社は、2026年までの新中期経営計画「Passion for the Best 2026」において、「お客様の資産価値最大化」を基本方針に掲げています。この方針に従い、デジタル・イノベーションを推進するための強力な戦略を展開しているのです。特に、日本マイクロソフトとの戦略的パートナーシップを通じて、AzureクラウドやAI技術の活用を加速させています。
今回のワークショップには、約400名の社員が参加し、Copilot Studioを通じてAIに関する操作や活用のイメージを深めました。参加者は、実際の業務に役立つ知識を吸収し、AIを使った新しい業務の可能性を探ることができたのです。
Microsoft Copilot Studioについて
Microsoft Copilot Studioとは、企業が自社の業務に特化したAIエージェントを簡単に設計・構築できるプラットフォームです。プログラミングの専門知識がない方でも、視覚的な操作によって利用できるように作られています。このツールはMicrosoft 365やAzureクラウドと連携可能で、新たなビジネスチャンスを創出するための基盤となります。
ワークショップの内容と支援
ヘッドウォータースは、日本マイクロソフトのAIパートナーとして培った実績を活かして、ワークショップを成功に導きました。具体的には、以下の支援内容が含まれます。
- - Copilot Studioの操作法:どのようにエージェントを作成し、社内のデータや外部サービスと連携するかを詳細に説明しました。
- - エージェントの開発ノウハウ:オーケストレーションや指示、ナレッジ、トリガー、トピック、ツールなどの運用手法を学び、効果的な活用法を模索しました。
- - 実際のユースケースの紹介:ワークショップでは、AIエージェントがどのように業務に活用できるかを事例を通じて具体的に示し、参加者の理解を深めることができました。たとえば、社内問い合わせの自動応答を行うQA対応エージェント、関連情報の自動取得を行う情報収集エージェント、提案の自動評価を行うアイデア評価エージェントなど、多岐にわたるユースケースが紹介されています。
今後の展望
ヘッドウォータースは、今後もAIエージェントの開発や生成AI活用支援において先進的な取り組みを続け、金融や製造、流通など様々な業界でのDX推進を支援することを目指しています。今回のワークショップで得たノウハウを活かし、さらなる展開を計画しています。デジタル革命が進む中で、企業や組織の変革を支援する存在として、ヘッドウォータースの役割はますます重要になってきています。これからの成長と変化に期待が寄せられています。
今後も多くの企業がAI技術を取り入れ、ビジネスの効率化や価値向上を目指す中で、ヘッドウォータースの取り組みがどのように進化していくのか、引き続き注目が集まるでしょう。