五月人形の人気武将
2016-04-19 10:00:02
子どもの健やかな成長を願う武将たち!五月人形の人気武将ランキング発表
日本人形協会が報告する五月人形の人気武将ランキング
毎年5月5日の「こどもの日」に祝われる端午の節句。この日には、男の子の健やかな成長と安全を願って、さまざまな飾りが用意されます。特に、五月人形が注目されています。この度、日本人形協会が実施した調査結果をもとに、五月人形として人気の戦国武将ランキングが発表されました。
武将通ママが選んだ人気武将たち
調査では、500名の20代から40代の既婚女性を対象に「五月人形に欲しい戦国武将」を尋ねました。この中で、特に「武将通ママ」と評価された228名のママたちにその人気ランキングを発表したところ、1位には39.9%の支持を集めた「上杉謙信」、2位は「伊達政宗」が33.8%、3位に「徳川家康」が32.5%の支持を得る結果となりました。この結果からも、母親たちの間で伝統文化がいかに重要視されているのかが伺えます。
五月人形購入の意義と意識
また、調査に回答した母親247名に対し、実際にどのような五月人形を購入したのかを尋ねた結果、76.5%が「兜飾り」を選んでいました。兜は男の子を「身体を守る」象徴として親しまれているため、母親たちは健康を願う気持ちが強いようです。さらに、まだ男の子がいない母親たちにも調査を実施したところ、約85.8%が男の子が生まれた際に「五月人形を購入する」と回答しました。
日本の伝統文化の重要性
このように、母親たちの多くが日本の伝統行事を大切に感じ、愛する子どものためにその文化を継承していこうとする姿勢が見受けられます。端午の節句は、特に家族一丸となって子どもの成長を祝う特別な日であり、日本の文化を実感する機会でもあります。
端午の節句とその歴史
端午の節句の起源は遡ること奈良時代以前にあるとされます。この日は薬草としての菖蒲を用い、災厄からの身を守ることを祈る意味合いを持つ特別な日でした。後に、この風習は武士の文化に強く結びつき、男の子の健やかな成長を願う行事として盛んに祝われるようになりました。
まとめ
年々、生活環境の変化により、伝統行事が忘れ去られつつあります。日本人形協会は、これらの文化を今後も次世代へと伝えていくことに力を注ぎ、家族やコミュニティの絆を深めるために、さまざまな取り組みを進めています。これからも、五月人形を飾ることで子どもたちの健やかな成長をちょっとでもサポートしたいですね。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本人形協会
- 住所
- 東京都台東区柳橋2-1-9東京卸商センター内
- 電話番号
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