自然と共に暮らす「SANU CABIN MOSS」が新たにオープン!
2024年8月10日、株式会社ADXが手がける新たなキャビン「SANU CABIN MOSS」がついにグランドオープンとなります。このプロジェクトは、セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を提供する株式会社Sanuとの共同開発により実現しました。この新型キャビンは、自然環境に寄り添い、訪れる人々に心安らぐ空間を提供することを目指しています。
自然と一体化した開放感ある設計
「SANU CABIN MOSS」は、設計段階から自然との親和性を考慮し、エントランスとバルコニーが一体となったデザインを採用しました。長さ約7メートルの大開口部があり、内と外の境界が曖昧になることで、まるで自然の一部になったかのような感覚を楽しむことができます。また、開閉可能な天窓が2つ設けられており、風の流れや光の変化を感じながら過ごすことができます。
室内は、自然の美しい景色を楽しむだけでなく、広々としたワークスペースや充実したキッチンが整っています。収容人数は最大4名で、セミダブルベッド2台とシングルマットレス1台が配置されており、家族や友人と共に快適に滞在できる設計になっています。
迅速な施工と厳しい自然環境への対応
オープンするにあたる「SANU CABIN MOSS」は、特殊な工法を使用することで、厳しい自然条件下でもわずか2週間での建設が可能です。その工法は杭基礎とフレームの組み合わせにより、高品質を保ちながら施工者の安全も確保されています。また、木々の伐採を最小限に抑えることで、自然環境への影響を軽減することができます。
さらに、この新型キャビンは、主に日本の豊かな森の中での建設を想定して開発されており、特別に設計された高基礎杭方式が採用されています。8本足にすることで、木の根や水脈を守りながら建設することが可能になっています。
自然環境と共生する持続可能なプロダクト
「SANU CABIN MOSS」のデザインは、木の実からインスピレーションを得た構造を持ち、極端な雪や冷たい気温にも耐えられる耐久性を備えています。これにより、さまざまな自然環境の中で快適かつ安全に過ごせるキャビンを提供します。
建物の強度は向上しており、流体力学の知見を活かして雨水や風の分散ができるような設計となっています。また、建材には国産材を100%使用することで、地域の森林資源の循環を促すことも意識しています。
ADXのビジョン
株式会社ADXの代表である安齋好太郎氏は、この新しい建築プロジェクトに込められた想いについて語りました。「大自然で過ごすことの喜びを、人にも自然にも優しい建築を通して提供する」というこの使命は、人と自然との接点を増やし、森林の豊かさを保ちながら持続可能な未来を創造することを目指しています。
この「SANU CABIN MOSS」が、豊かな自然環境と共存する新たなライフスタイルを提案し、訪れる人々に新しい体験を提供することを期待しています。