ファミリーマートは、2024年7月30日から新商品「みんなのレモネード ピンクのレモネード」を発売します。昨年度の人気商品に続く第2弾です。この商品は、小児がんを支援する「みんなのレモネードの会」と協力して開発されており、その売上の一部が小児がん患者を支援する活動に寄付されます。
「ピンクのレモネード」は、国産レモン果汁とグアバ果汁を使用しており、爽やかな甘みと酸味が特徴です。子供たちにも飲みやすい設計で、夏にぴったりの飲み物となっています。さらに、昨年に引き続き、子供たちで構成される「ファミレモ部」が監修を担当。味の決定やパッケージデザインも、子供たちが試飲を行い、イラストを応募するなど、彼ら自身の手で作り上げられています。
特に注目したいのは、パッケージのデザインです。「ピンク」をテーマにしたデザインは、ファミレモ部のメンバーが考案した2種類が採用されています。これらの作品は、特設サイトにて紹介されており、来店者が生産に参加した感が得られるようになっています。
また、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子もこの活動に参画しています。彼女は「ピンクのレモネード」のプロモーションを行うほか、X(旧Twitter)での応援投稿を通じて、さらなる注目を集めることに一役買っています。これに合わせてファミリーマートでは、アニメとコラボした「ファミマにヒロアカが来た!」キャンペーンも行う予定です。
ファミリーマートの社長である細見研介氏は、小児がん患者への支援に強く力を入れています。彼が小児がんをテーマにした榮島四郎さんの絵本に感銘を受けたことが、商品開発のきっかけとなりました。この製品の開発を通じて、彼は患者の家族とともに支援活動を広げる意義を感じています。
顧客からも子供たちや保護者の声が聞かれ、他の人々に飲んでもらえることへの喜びや、小児がん患者への理解を深める機会として大きな期待が寄せられています。
このように「みんなのレモネード ピンクのレモネード」は、小児がんの啓発活動と患者を支援する新たな取り組みとして、深い意味を持つ商品となっています。ファミマでは、地域に寄り添った支援をこれからも続けていく意向が表明されています。夏の味覚として楽しみながら、同時に大切な支援活動にも参加できるこの商品を通じて、さらなる広がりを期待しましょう。