PwC Japanグループ、エクスペリエンスセンターを大手町に設立
PwC Japanグループは、2023年11月22日に東京の大手町に新たなエクスペリエンスセンターをオープンしました。この新しい拠点は、企業や社会が直面する課題を解決するためのデジタルイノベーションを共創する場として機能します。
エクスペリエンスセンターは、BXT(ビジネス、エクスペリエンス、テクノロジー)という特有のコンセプトを中心に展開され、顧客体験を徹底的に分析し、企業のビジネスモデルを再構築することを目指しています。PwCは、デジタルサービスの専門家や、大企業からスタートアップまでの多様なチームが協力しながら、クリエイティブな解決策を提供するエコシステムを構築しました。
このセンターは、世界中に展開する同様の施設の一環として設置されており、フロリダ、フランクフルト、上海などでの豊富な実績を活かしています。30を超える都市に1200の以上の専門家が、さまざまな業界でデジタル革新を支援してきた事例があります。
エクスペリエンスセンターの特徴
PwC Japanグループのデジタルサービスを率いる松永エリック・匡史パートナーは、「デジタルとは、新しい解決策を生み出し、顧客目線の体験を提供すること」と語ります。この理念を基に、エクスペリエンスセンターはデジタル時代のビジネス再構築を目指しています。
新中心では、以下のようなサービスを提供しています:
- - カスタマー体験の調査と分析
- - ブランド・マーケティング戦略の策定
- - プロダクトやサービスのプロトタイプ開発
- - ワークショップの開催
これにより、PwCはクリエイティブな業界の特性とコンサルティングの問題解決能力を融合させ、クライアントのデジタル領域での革新を迅速に実現することに焦点を当てています。
エクスペリエンスセンターの詳細
- - 名称: エクスペリエンスセンター
- - 所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル1F
- - 延床面積: 776.95平方メートル
このセンターは、カスタマーの心理や行動、ニーズを調査する専門性を持っており、顧客の視点から新たな体験を提供するために、オフライン・オンラインの両方での体験デザインも行っています。また、プロトタイプ開発やデジタル戦略の策定も可能で、幅広い業種の企業と協力して進めることができます。
PwCの役割
PwC Japanグループは、監査やコンサルティング、税務などの分野で培った深い知見を活かし、エクスペリエンスセンターを通じてデジタル領域における能力を拡張し、企業や社会が直面する課題に対する解決策を提案します。彼らの目指すところは、デジタル空間でのイノベーションを通じた持続的な発展です。
このエクスペリエンスセンターの開設によって、PwCは多様なビジネスの革新を加速させることが期待されます。その取り組みは、デジタル領域での進化を望む企業にとって、貴重な資産となるでしょう。