金沢大学新プラットフォーム
2025-04-17 09:22:25

金沢大学、同窓生と在学生が繋がる新プラットフォームを導入

金沢大学、同窓生との新たな結びつきを強化する取り組み



国立大学法人金沢大学は、同窓生、在学生、教職員がつながる新たなプラットフォーム「金沢大学アルムナイプラットフォーム」を導入することを発表しました。このプラットフォームは、東京都千代田区に本社を置く笑屋株式会社が開発した「CHIMER」を基にしています。

CHIMERの導入とその背景



金沢大学は「オール金沢大学で『未来知』により社会に貢献する」というビジョンを掲げ、同窓生との関係強化に力を入れています。「CHIMER」の導入により、同窓生情報の一元管理が可能となり、全学同窓会や各地域、職域の同窓会を活性化させる狙いがあります。

「CHIMER」は、同窓生と在学生、教職員が相互に交流できる新しいネットワークシステムとして機能し、距離や時間にとらわれずにコミュニケーションを図ることができます。これは、地理的・時間的な制約を超えた新たな結びつきを生み出し、金沢大学のコミュニティを区別なく発展させる大きな助けとなるでしょう。

特に注目すべきは、CHIMERの寄附機能です。これにより、同窓生が大学への支援を身近に感じられ、学生支援や研究支援といった重要な施策が実現することが期待されています。

学長のコメントと理念



金沢大学の学長である和田隆志氏は、「すべての構成員がそれぞれの立場を超えて『未来知』により社会に貢献する具現化」の重要性を強調しました。同プラットフォームは、同窓生と在学者、教職員の間の交流を強化し、多様なネットワークを築くことを目指します。また、キャリア支援の新たな形も模索しており、オンライン上での情報共有やアドバイスを通じて、同窓生と在学生双方にとって実りある環境を提供する意向です。

幅広い協業体制



金沢大学アルムナイプラットフォームの運営において、金沢大学と笑屋株式会社の二者協業が構築されています。2023年1月には、在学者や教職員を対象にしたコミュニティマネージャー向けの講習会が行われ、今後の運用に関する意見交換が行われました。これは、大学内外のステークホルダー間のコミュニケーションを活性化させるための重要な取り組みです。

CHIMERの機能と利点



「CHIMER」は大学や専門学校向けに特化したネットワークプラットフォームであり、名簿管理や情報配信といった機能だけでなく、様々なコミュニティを一元管理できる利点があります。このシステムを導入することで、以前は見えなかった同窓生ネットワークを明確化し、その活性化を図ることが可能になります。

また、金沢大学は「CHIMER」を通じて、在学生支援、ブランド力向上、寄附金増収といった具体的な成果を期待しています。こうした施策によって、金沢大学は未来に向けて独自性と将来性を持った大学としての一歩を踏み出すことでしょう。

笑屋株式会社について



本事業の中核となる「CHIMER」を運営する笑屋株式会社は、2009年に設立され、同窓会やアラムナイネットワークを支援する様々なサービスを提供してきました。

具体的には、個人向けの同窓会支援サービス「同窓会サーカス」や、学校向けの各種サービスを展開する「アラムナイラボ」を運営しています。また、アラムナイプラットフォーム「CHIMER」を開発し、教育機関向けに新しい卒業生ネットワークの活性化を目指しています。

金沢大学と笑屋株式会社の新たな取り組みは、同窓生、在学生、教職員とのつながりをより強固にし、未来へ向けた大きなステップとなることでしょう。今後の進展に期待が高まります。


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会社情報

会社名
笑屋株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町2-12-3L&Kビル5階
電話番号
03-3262-7977

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