宮崎県の教育改革
2025-08-07 14:26:15

宮崎県教育委員会がベネッセの教育アプリを採用!新たな学びの環境が実現

宮崎県がベネッセの教育アプリを導入



株式会社ベネッセコーポレーションは、自社の教育アプリ「テストパーク」が宮崎県教育委員会によるAI教材活用事業に導入されたことを発表しました。この取り組みは、2025年度から始まる「ひなたの学び」という教育方針に基づいており、児童生徒の主体的な学びを促すことを目的としています。

「ひなたの学び」とは?



宮崎県では、「ひなたの学び」を通じて、児童生徒が自ら考え、学び、成長する環境を整えようとしています。具体的には、教員主導の「教える授業」から、児童生徒が主体となる「学びたい授業」へと変革を目指しています。これに伴い、CBT方式の単元テストである「テストパーク」が活用されることとなりました。このシステムを利用することで、先生方はアプリ上で作成したテストを児童生徒の端末に一斉に配信でき、結果も即座に返却されるため、授業の効率化が図れます。

教員の負担軽減と学習効果の向上



「テストパーク」では、自動採点機能が搭載されているため、採点にかかる時間が大幅に短縮されます。具体的には、従来の採点時間34.5分が9.4分に、返却日数も3日から最短授業内に短縮されることができます。これにより、教員の業務負担が軽減され、児童生徒は記憶が鮮明なうちに振り返りを行えるため、学習効果が向上すると期待されています。特に、間違えた問題を解き直すことや、できた問題からさらに進んだ問題に挑戦する機会を得ることで、主体的な学びのサイクルが生まれることが見込まれます。

宮崎県教育委員会の期待



宮崎県教育委員会では、小学5年生および中学2年生を対象に、令和7年度から令和8年度までの2年間をかけて「テストパーク」を活用し、実証研究を行います。教育委員会の目指す取り組みは、子どもたちの「学びに向かう力」を育成し、教員による授業改善を進めることです。特に、現状では子どもたちが「何をどう勉強すれば良いか分からない」と悩んでいることが指摘されているため、これに対する解決策としてCBT単元テストやデジタルドリルが導入されます。

この取り組みは、「ひなたの学び」の理念を背景に、個別学習や協働学習の機会を増やし、最終的には子どもたちの学びを変える授業づくりを目指しています。また、教員にとっても、自動採点によって業務の効率化が図られ、授業改善に向けた時間を確保できることが大きなメリットです。

最後に



今後、宮崎県では「テストパーク」を県内のすべての小5・中2の授業に取り入れる予定です。この新しいアプローチによって、地域の教育環境が一層充実し、児童生徒が主体的に学ぶ姿勢が育っていくことが期待されます。このような取り組みは、全国的にも注目は高まることでしょう。ベネッセは、引き続き宮崎県内の教育の質を向上させるために、全力でサポートしていく方針です。


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会社情報

会社名
株式会社ベネッセコーポレーション
住所
岡山県岡山市北区南方3-7-17
電話番号
086-225-1165

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