株式会社きもとの驚異的評価
株式会社きもとが、昨年に引き続き「日経サステナブル総合調査 スマートワーク経営編」において、3.5星の評価を獲得しました。この評価は、企業の人材活用及びテクノロジー活用を基にしたもので、特に人材活用力で最高評価のSランクを獲得したことが注目されます。
この調査は2017年から日本経済新聞社が実施しており、多くの上場企業や有力非上場企業が対象とされています。評価は人材活用、人材投資、そしてテクノロジー活用の3つの要素で行われ、最大5つ星の中で評価されます。株式会社きもとは、「人材活用力S」「人材投資力A+」「テクノロジー活用力S」という評価を受け、総合評価3.5星に至りました。
企業の成長を支える人材と技術
株式会社きもとは、急速に変化する事業環境に適応しつつ、持続可能な成長を実現するために、環境への配慮と技術革新を積極的に取り入れています。2009年以降、幅広い視点から改革を推進し、ICT技術を活用した自律分散型組織の構築を目指してきました。その根底には「人」が最も重要であり、社員の成長が企業改革の原動力と考えています。
今年4月には新たな「グループ経営Ver.1.0」がスタートし、代表権を持つ幹部3名が共に経営を推進する体制を構築しました。この新しい体制のもと、企業全体が国籍や学歴、性別、年齢の壁を乗り越え、同じビジョンに向かって進むことを目指しています。
働きやすい職場環境の実現
今後は、「自律型」の従業員を育て、社員の能力を最大限に活かす取り組みを強化します。多能化の推進や社内プラットフォーム活動など、個々の従業員が柔軟な働き方の中で活躍できる環境を提供する計画です。これらの施策を通じ、100年企業へ向けて一層の努力を重ねる所存です。
株式会社きもとの歩み
株式会社きもとは、1952年に地図の複製業としてスタートし、1955年には国内外の指定用材として認定されるなど、急成長を遂げてきました。その後、ポリエステルフィルムの時代にシフトし、技術力を磨き続けています。三重県にある本社工場は、その技術の中心であり、世界各国へ製品を発送しています。今日では、自動車やスマートフォンのカメラ部品など、私たちの生活の中でKIMOTOの技術を見ることができます。
また、「100年継続企業」を目指し、10年以上前から働き方改革を進めてきました。在宅勤務やペーパーレスなど、数多くの改善を行い、その経験を基に製造業の皆さまに働き方改革のコンサルティングサービスを提供しています。
これからも、働き方改革と製造業のデジタルトランスフォーメーションを両立させ、顧客企業の発展に寄与する所存です。KIMOTOとしての理念を貫き、未来に向けてさらなる成長を続けます。