現代詩人小笠原鳥類の最新評論集が登場
埼玉県川越市に拠点を置く特定非営利活動法人ライトバース出版は、現代詩人の小笠原鳥類氏の新刊『現代詩が好きだ』出版のため、クラウドファンディングを実施しています。期間は2024年11月1日から12月31日までの約2か月間。このプロジェクトは、詩に対する情熱とその魅力を広めることを目的としています。
小笠原鳥類氏は、文芸の世界で高い評価を受ける詩人であり、シンガーソングライター崎山蒼志氏にも影響を与える存在です。彼の 前作『吉岡実を読め!』は、Amazon詩論ランキングで1位を記録したこともあり、その実力は折り紙つきです。今回の評論集は、彼のこれまでの活動をまとめた集大成で、全452ページにわたります。内容は、詩・俳句・短歌といったさまざまな媒体に寄稿したものを、「1999〜2009」、「2010〜2019」、「2020〜2024」の三つの時代別に収録し、独自の文体で詩と評論の境界を超えた作品が展開されます。
クラウドファンディングの特徴
このクラウドファンディングでは、支援者にユニークなリターンを用意しています。例えば、4,000円の支援で著者のサイン入り本がもらえるほか、30,000円の支援では、指定した動物や魚に基づくオリジナルの詩を著者が作成してくれるという特典もあります。このような個性的なリターンが話題を呼んでおり、開始から1週間で目標金額の20%を達成しました。
出版社について
ライトバース出版は、詩歌に特化した作品を刊行している出版社であり、社会貢献の一環として出版物の売上の一部を児童養護施設に寄付する活動も行っています。今年度の代表的な作品には、広瀬大志氏の詩集『毒猫』や、小笠原氏の評論集『吉岡実を読め!』があります。彼らは、詩の可能性を追求し、より多くの人にその魅力を伝えるために努力しています。
著者の小笠原鳥類氏は1977年に岩手県で生まれ、多くの詩集を発表してきました。今作『現代詩が好きだ』は、その集大成として、多くの読者に届けられることを期待されています。詩という形で表現される彼の視点は、私たちに新たな気づきを与え、現代詩の世界にはまだまだ広がりがあることを教えてくれます。
このクラウドファンディングは、詩が好きな方々や、小笠原鳥類氏の作品を応援したい方々にとって、貴重な機会です。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。詳しい情報は
こちらから確認できます。