医師主導のSaMD開発を促進するプラットフォーム誕生！メディカル・プリンシプル社とマイクロンが共同で立ち上げ

株式会社メディカル・プリンシプル社（以下MP社）と株式会社マイクロン（以下マイクロン）は、共同で医師主導による医療の質を高めるSaMD（Software as a Medical Device）の開発を促進するプラットフォームを立ち上げました。

このプラットフォームは、医師たちの創造力を結集し、臨床現場のニーズに応えることを目指しています。MP社が運営する「医療の“あったらいいな”デザイン工房」を通じて、医師たちのアイデアを募り、具体的な開発へと繋げていきます。

開発された医療機器プログラムは、マイクロンの薬事申請支援を受けて社会実装を目指します。両社は、開発から社会実装までを一貫して支援することで、医療現場から生まれた革新的なアイデアが広く社会に普及することを目指しています。

MP社は「民間医局」をブランドに掲げ、医師紹介業を中心に、医療業界への多面的なサポート事業を行っています。医師の紹介事業「民間医局」では、約163,000人の医師・医学生と約17,000施設の医療機関が登録しており、年間約71,000件の紹介実績があります。

マイクロンは、医療品／医療機器の臨床開発における画像解析、臨床研究、医師主導治験の総合的なサポート、イメージングバイオマーカーの開発支援、画像解析ソフトウェアの提供、PET施設立ち上げ支援など、画像を用いた臨床試験を総合的にサポートできる国内唯一のCROです。近年では、医療機器プログラム（SaMD製品）の開発、医療機器承認・認証取得支援、製造販売などを展開しており、国内外のSaMD製品開発会社から多くの引き合いを受けています。

今回のプラットフォーム設立は、両社の強みを活かした取り組みであり、医療現場の課題解決に大きく貢献する可能性を秘めています。今後の展開に期待されます。