EVSIS、日本でのEV充電器事業拡大へ
ロッテグループが展開するEV充電器メーカーのEVSISは、2024年6月26日に30kWおよび120kWモデルの急速充電器に対してCHAdeMO(チャデモ)認証を取得し、日本市場への本格参入を果たしました。この進展は、国内のEVインフラ拡充に向けた一歩として期待されています。
背景とEVSISの役割
EVSISは、1987年に韓国で設立された電気自動車充電器のリーディングカンパニーです。これまでに48,000基以上の充電器を販売し、韓国国内の充電インフラの拡充に寄与してきました。2022年からはロッテグループの傘下に加わり、EV充電器市場への新たな事業展開を始めました。
日本では、経済産業省が2030年までに30万口のEV充電器を設置する目標を掲げており、その背景にはEV市場の急速な成長があります。EVSISは、このようなニーズに応えるため、急速充電器のCHAdeMO認証取得を最初のステップとして選びました。
CHAdeMO認証取得の意義と製品仕様
CHAdeMOは、EV用DC急速充電の国際標準規格として広く認知されており、EVSISがこの認証を取得したことで、日本国内での信頼性と可用性が高まりました。30kWモデル(JC-9A21-30-CJP)は約1.3時間、120kWモデル(JC-9922-120-CJP)では25分で充電を完了できる能力を持っています。特に120kWモデルは、2台のEVを同時に充電可能で、多様なニーズに応える設計が施されています。
将来的な展望
EVSISは今後、6kWの普通充電器の製造・販売に向けても認証取得を計画しています。未来の目標は、日本市場でのシェア拡大だけでなく、アメリカにも進出し、カリフォルニア州での展開を視野に入れています。2024年5月には、EVSIS Americaを設立し、米国向けの180kWと400kWの超急速充電器を生産予定です。
ロッテイノベートとの連携
ロッテグループの一員であるロッテイノベートは、EV充電器事業を支えるプラットフォーム企業として、ビッグデータやAI、クラウド技術を活用したデジタルトランスフォーメーションを推進しています。特にEV充電事業における必要なインフラの構築や運営に貢献していくことで、グローバルなカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めています。
おわりに
EVSISのCHAdeMO認証取得は、EV充電インフラの整備における重要な一歩です。地球環境に配慮した持続可能な未来を見据えたこの企業の進展から目が離せません。今後も、日本および国際市場での充電器事業の拡大に期待がかかります。